ウクライナ侵攻
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抽象画から浮かぶウクライナ 戦争は我々の感性を変えたのか
ロシアのプーチン大統領が戦争を起こして半年が経過しようとする8月、東京国立近代美術館でドイツの画家「ゲルハルト・リヒター展」を見る機会があった。ウクライナ侵攻とは関係がないことを断った上で、コラムの1回分を素人批評で埋めることをお許...
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ロシア音楽業界も独裁者に決別…思い出の歌姫・ゼムフィラは侵攻当日、母国を去った
戦争になってから誰も行きたがらないプーチン大統領の国。筆者が駐在した2010年代に「ああ、自分はこのために来たんだ……」と思える瞬間があった。そのひとつが、絶大な人気を誇る女性シンガー・ソングライター、ゼムフィラのコンサート。第2外...
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武器を与え「戦争ヤレヤレ」とあおった西側をインフレが襲う想定外
ロシアのウクライナ侵攻以降、米国が主導する西側の政策は明確だった。 ウクライナに武器支援を行い、ロシアが勝利しないよう、かつ、ロシアを完全撤退させるまでやっつけない。そして戦争を長期化させ、ロシアを疲弊させる。さらに経済面で...
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もうひとつの新語「マクロンする」誕生の背景 戦争阻止も停戦仲介もままならい“口だけの人”
引き続き、ロシアのプーチン大統領の戦争で生まれた「新語」の話。侵攻を防げなかっただけでなく、泥沼の長期戦にもつれ込んだ背景の一つとして、国際社会による仲介が機能しなかったことが挙げられる。それを象徴するような動詞がウクライナなどで誕...
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ウクライナ侵攻で数々の「新語」が誕生…戦争が「Z」の意味まで変えた
ロシアのプーチン大統領が起こした戦争により、数々の「新語」が誕生した。それだけ、世界に激動のニュースがあふれ、ウクライナでは国の命運や人の生死が日々語られたということだろう。後に歴史家だけでなく、辞書編集者も悩ませることになるかもし...
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ルカシェンコ大統領の存在は大きい ウクライナ侵攻を可能にした2年前のベラルーシ介入
「歴史にイフは禁物」といわれるが、ウクライナ北部キーウ州をめぐる戦いは回避できたのではないかと、もうひとつの隣国を見ていると思えてくる。ロシアのプーチン大統領が東スラブ民族の「三位一体」に数える国、ベラルーシのことだ。盟友のルカシェン...
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ウクライナ軍がロシア占領の南部へ攻撃開始 「4村解放」と戦果を主張
ウクライナ軍の報道官は29日、ウクライナ軍がヘルソン州など南部で、ロシア軍に対する多方面の攻撃を始めたことを明らかにした。占領地奪還を目指す本格的な反転攻勢につながる可能性がある。 ウクライナ軍筋は米CNNテレビに対し、ヘル...
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プーチン大統領は高級ワインに夢中…「清貧」アピールも政敵が暴いた趣味
「皇帝」とあだ名されるプーチン大統領。ロシア国内で「清貧」をアピールし、庶民に寄り添うのが基本姿勢だ。2012年の通算3期目就任直前、「馬の小便」とやゆされるソ連風ビールで乾杯したのは一例。ただ、宮殿やヨットなど「隠し資産疑惑」が持ち...
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誰が得するのか 原発新増設という悪魔の選択
これを火事場ドロボーと言わずして、何と言うのか。岸田首相が24日、これまで否定してきた原発の新増設を検討する方針を示したことだ。 2011年の東日本大震災で起きた東京電力の福島第1原発事故以降、新増設や建て替え(リプレース)...
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慈善コンサートでカラオケ熱唱 プーチンの意外な音楽趣味とピアノの実力
友達や知り合いになった人に聞く質問に「どんな音楽を聴くの」というのがある。趣味は人となりを反映するし、共通点があればさらに親しくなるかもしれない。 公務から浮かび上がってこないが、ロシアのプーチン大統領はどんな音楽を好むのか...
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ロシアが誇る最強部隊「空挺兵」は文化公園の噴水に“ドボン”で大迷惑
ロシア首都の地下鉄環状線の南西部に位置する「文化公園」(通称ゴーリキー公園)。筆者にとっては思い出深い場所で、2000年に短期留学したモスクワ国立言語大と学生寮は文化公園駅が最寄り。11年から5年間の駐在時も近くの外国人アパートに住...
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プーチン大統領はソ連の愛車をブッシュに自慢「白タク」の過去はあえてアピール?
ロシアのプーチン大統領は「車好き」なのだろうか。本人に聞けば「ダー」と肯定する答えが返ってくるのではないか。クリミア半島併合のかどで主要8カ国(G8)への参加を停止されるはるか前、2006年に議長を務めたサンクトペテルブルク・サミッ...
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ウクライナ侵攻から半年「ロシアはウクライナの新聞社を乗っ取りニセ情報を流しています」
今年2月24日に始まったロシアによるウクライナ侵攻は、まもなく半年を迎える。最近は現地の報道も減っているが、その裏側では35人超のジャーナリストが亡くなった。現地のメディアや市民生活は今、どうなっているのか。ウクライナ・ジャーナリス...
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高給提示でウクライナに派遣 日常も戦争も“労働移民頼み”のロシアの現実
日本では社会機能を支えるエッセンシャルワーカーの一部を外国人が務めているが、ロシアも事情は同じ。首都を訪れれば、工事現場やカフェ、清掃などで汗を流しているのはいわゆる「白人」ではなく、中央アジアの旧ソ連構成国出身者であることに気づく...
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ロシア兵の奪還目指すプーチン政権の“価値観”…人命軽視も、捕虜は別扱い
「一人の生命は地球より重い」と言ったのは、1977年のダッカ日航機ハイジャック事件で、人質解放のため犯人グループの要求に応じた福田赳夫元首相。ロシアの価値観は、その正反対ではないかとも思える。ウクライナ侵攻で、おびただしい数の自軍の将...
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白衣のプーチンが見舞った“負傷兵”は元気そのもの…戦争中も茶番は続く
白衣のプーチン大統領。ロシアで「天使」と見えるかは別として、ウクライナ人にとっては「悪魔」だろう。モスクワの軍事病院を訪問し、ウクライナ侵攻後初めて「負傷兵」2人を見舞ったのは、5月25日のこと。かぎかっこを付けたのは、2人ともぴん...
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北欧2カ国がNATO加盟申請 ロシアはシュートのつもりが…オウンゴール確定
ロシアによるウクライナ侵攻のさなか、プーチン大統領の「オウンゴール」が早くも確定した。陸や海を隔てて北方にあるフィンランドとスウェーデンが北大西洋条約機構(NATO)加盟を申請し、承認されてしまった。力で自国の安全を得ようとする暴挙...
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ドンバスにシリア…過去の紛争を足し算した進化なき「ロシアの戦い方」
ウクライナでのロシアの戦い方を簡単に言えば、2014年の東部ドンバス地方の紛争と、15年のシリア軍事介入を「足し算」したようなものだ。 前者は重火器に依存した地上戦、後者は精密誘導兵器か疑わしい巡航ミサイルでの無差別攻撃。ミ...
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ふてぶてしいラブロフ外相 在任18年でもプーチン大統領の最側近ではない
2004年に就任したロシアのラブロフ外相。在任期間の長さに「本人は早く辞めたがっている」とうわさが絶えないが、きっと辞めさせてもらえないのだろう。外交の世界で長らくプーチン大統領の代弁者として君臨。発言はもちろん強硬だが、話がとにか...
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ついに北方領土でも“牙” プーチンの失脚など夢のまた夢
「国益上の領域を明確にした。それは黒海であり、オホーツク海やクリル諸島周辺の海域だ。これらをあらゆる手段で確実に守る」 ロシアのプーチン大統領が7月31日、北西部サンクトペテルブルクで行われた「ロシア海軍の日」を記念する式典で...
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米バイデン政権の次の策は? インフレ封じ込め策はあるのか
日本の課題は円安阻止である。このためには日銀の金融政策の転換に加えて、原発再稼働(貿易収支の改善)、インバウンド需要の取り込み(2019年には3188万人の外国人観光客があり、5兆円の外貨を獲得)が不可欠だ、と主張している。 ...
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国の威信より重いのは国民の命…戦争で奪われた領土は返ってこない
「最後まで戦い抜く」と宣言して国民を総動員し、先の見えない無謀な戦争を続けるリーダー。その姿は、とりわけ日本人にとっては戦前の東条英機を思わせる。 ウクライナのゼレンスキー大統領は、まさにそうではないか? 私たちもかつて、“鬼...
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プーチンに従順な前大統領メドベージェフがSNSで言いたい放題のわけ
ロシアのプーチン大統領の「忠臣」は何人もいるが、ドミトリー・メドベージェフ前大統領(現在は安全保障会議副議長)ほど従順な人間もいないのではないか。憲法が定めた連続3選禁止のため、1回休みのプーチンに代わって大統領に就任。基本的に主人...
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右腕キリエンコは元リベラル派 暗殺された野党指導者の葬儀にサプライズ登場
ウクライナにおけるロシア占領地のキーマンとして前回、セルゲイ・キリエンコ大統領府第1副長官を紹介した。日本で聞き慣れない官職だが、プーチン大統領の右腕として、反政権派の弾圧を含めて内政を統括する要職。大国にとって旧ソ連圏は「内政」だ...
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現代の皇帝プーチンが耳を傾ける側近 キリエンコ第1副長官に存在感
われわれがのぞけないクレムリンの奥の院。世界を翻弄したロシアのプーチン大統領を、制御できる人物はいないものか。今回の有事の中、内部の様子が珍しく伝えられた。地方知事を定期異動させるための2022年9月の統一地方選に関し、シロビキ(軍...
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ロシア内部では不協和音も役人は受け身 ささやかれる後継者は3人いるが…
ロシアのウクライナ侵攻でプーチン大統領の指導力に疑問符がついたとして、外国メディアで「クーデター説」がまことしやかに報じられた。古巣の連邦保安局(FSB)で不満が高まったり、政権高官や新興財閥(オリガルヒ)が抗議の辞任をしたり。追い...
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闇将軍パトルシェフ書記はウクライナ侵攻の共謀者か? 長男は七光りで閣僚に出世
ロシアのプーチン大統領が無理のあるウクライナ侵攻を決め、短期戦には失敗した。トップの判断がまずければ、周囲が全力で阻止していたはずで、やはり共謀者がいたことになる。本連載で側近を何人か挙げたが、この人物に触れないわけにいかない。ニコ...
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「アベノサクラ」の記憶…安倍晋太郎・晋三“親子2代”でロシアに植樹
アベノミクスにアベノマスク。安倍晋三元首相をめぐっては数々の新語が生まれたが、モスクワに「アベノサクラ」とでも言うべき木がある。2013年にプーチン大統領と会うため、日本の首相として10年ぶりにロシアを公式訪問した際、本人が植えた桜...
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戦勝記念日パレードに小さな変化 市民が掲げる親族の遺影パネルに「反戦」のメッセージ
ロシア人にとって第2次大戦の勝利とは何なのか。日本人には「赤の広場」の軍事パレードのイメージが強いが、筆者の抱いた印象は違った。春の到来を祝うように公園で老若男女が愛唱歌「カチューシャ」を口ずさみ、夜には花火。市民の行進もある。涙な...
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外交努力で戦争を回避することはできないのか…ゼレンスキーには3年間の時間があった
毎日新聞6月29日付「記者の目」欄で同紙カイロ支局の真野森作記者が、先輩である伊藤智永専門編集委員の4日付の論考「ゼレンスキー氏は英雄か」に噛み付いているが、私の見立てでは真野が●、伊藤が○である。 伊藤は、ゼレンスキーが戦...