ウクライナ侵攻
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ロシア軍が地上戦力3分の1損失の深刻…プーチン大統領が“禁じ手”少年兵15万人動員か
ロシア軍の深刻な戦力低下が指摘されている。英国国防省の分析ではウクライナ侵攻以降、ロシア軍の死者数は約1万5000人に上る。ウクライナに投入した傭兵の4割近くが戦死したとの報道もある。戦争継続に固執するプーチン大統領が少年を戦場に送...
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旧ソ連同盟国から距離置かれロシア孤立…CSTO首脳会談でウクライナ侵攻議論せず
フィンランドに続き、スウェーデンもNATO(北大西洋条約機構)への加盟申請を表明し、心中穏やかでないプーチン大統領。頼みの同盟国からも距離を置かれ、窮地に陥っている。 ロシア、ベラルーシ、カザフスタン、キルギス、タジキスタン...
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バイデン大統領の発言はもっと日本で報じられるべき 随所にロシア軍を揺さぶる内容が
前回、日本で報じられないバイデン米大統領の発言を取り上げた。その状況はまだ続いている。4月28日(米現地時間)のバイデン氏の発言は日本でも一部が報じられたが、報じられていない部分に知っておいてよい情報があるので書いておく。 ...
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プーチン追放クーデター進行か…ウクライナ軍が目指すロシア軍“8.24完全撤退”の可能性
ロシア軍のウクライナ侵攻が、近く重大局面を迎えそうだ。英国防省は15日、「ウクライナ東部ドンバス地方でロシア軍が勢いを失っている」との分析結果を公表。ドンバス地方からロシア軍が撤退を始めたという情報もある。一方、ロシア国内ではプーチ...
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プーチン大統領は余命数カ月?「血液のがん」説浮上とロシア側「憶測無視せよ」通達の深刻度
プーチン大統領が「血液のがん」にむしばまれている可能性が浮上している。近々、手術を受けるとの情報も流れている。マッチョなイメージを売りにしてきたプーチン大統領に一体、何が起きているのか。 複数の欧米メディアによると、プーチン...
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アマゾンや西松屋も実践 名著「戦争論」に学ぶビジネスでの戦い方
ロシアの侵攻を受けるウクライナは、防御ラインを固めつつ、反転攻勢を進める。その戦略が功を奏し、短期決戦をもくろんだロシアの狙いが狂って、侵略軍が追い詰められているともっぱらだ。世界の歴史は戦争の繰り返しで、戦術などを解説した書物は、...
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議論がない摩訶不思議 北欧のNATO加盟申請で誰が一番喜ぶのか
新たな“火種”になる恐れはないのだろうか。不用意にロシアを刺激することになるのではないか。 北欧フィンランドが、西側諸国の軍事同盟「NATO(北大西洋条約機構)」に加盟申請する方向となった。フィンランドの大統領と首相が12日...
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ロシア兵は戦地で家電漁り兵器補修…食洗機や冷蔵庫の“軍事転用”で見えた苦戦ぶり
ウクライナ東部の制圧に苦戦しているロシア軍。プーチン大統領は長期戦を覚悟しているといわれるが、最前線で戦う軍の装備は耐えられるのか。ロシア兵たちは現地で「家電」を漁って、半導体を軍事転用しながら、「プーチンの戦争」に付き合わされてい...
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ウクライナの「自由を求める民衆の闘い」を描いたドキュメンタリー
「ネットフリックス」配信のドキュメンタリー「ウィンター・オン・ファイヤー:ウクライナ、自由への闘い」を見ていただきたい。2013年から14年の「マイダン革命」を撮影したもので、今回の侵攻を受けて再配信されたようだ。老若男女が立場や宗教...
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ロシア軍によるウクライナ攻略の色分け地図はもう見ないことに決めた
陳腐なロシアの戦勝記念パレード。専制のおぞましさに身震いした。戦地に行かされたロシア兵らはあれを見て武者震いでもしたんだろうか。どれほどの国民があのパレードに感動したんだろうか。「祖国を守る軍事行動だ」と詭弁を使ったが、あの独裁者は...
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ウクライナ問題で悪いのはプーチン大統領だけなのだろうか?
少し前、地方で食事をした。日本酒の器にウクライナの国旗が張り付けてある。給仕は「売り上げの一部はウクライナ支援に寄付します」と得意げに話していた。今、日本国内の雰囲気は「悪いのはプーチン」「かわいそうなウクライナ」という論評一色であ...
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ロシア国内のプロパガンダに異変…苦し紛れの“国家総動員”で露呈したロ軍のキュウキュウぶり
ロシア国内のプロパガンダに異変が生じている。プーチン大統領がウクライナ戦争の長期化に向け準備しているとささやかれる中、ロシア軍の苦境は拭い難いようだ。 ウクライナ国防省情報総局は10日、ロシア国内のプロパガンダについて〈ロシ...
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忌み嫌う政敵はウクライナにルーツ 一般住民の「ナワリヌイさん」も銃殺
「ナワリヌイ死亡」。この名の反体制派指導者を知る人なら、思わず「えっ」と声を上げてしまうようなニュースが4月中旬、ロシアによるウクライナ侵攻のさなかに流れた。アレクセイ・ナワリヌイといえば、プーチン大統領自身、その名を絶対口に出さない...
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ロシアの知事5人が異例の同日辞任!「プーチン降ろし」地方から伝播、ソ連崩壊と酷似してきた
地方から“プーチン降ろし”が広がるのか──。ロシアのニュース専門放送局「RT」(旧称ロシア・トゥデイ)は10日、ロシア国内の5人の知事が一斉に辞任したと報じた。9日の対独戦勝記念日にプーチン大統領がウクライナ侵攻の正当性を熱弁した翌...
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負傷兵の退避訴えるウクライナ、英国は北欧2カ国と防衛協力署名
片脚を失い松葉杖をついている2人は、ロシア軍の包囲攻撃が続く南東部マリウポリのアゾフスタル製鉄所に立てこもるウクライナの精鋭部隊「アゾフ大隊」の負傷兵だ。 ウクライナ最高会議の人権担当者デニソワ氏は11日、通信アプリ「テレグ...
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「21世紀にこんなことが…」マリウポリ“制圧”の日に届いた訃報
いつかこんな「暗い日」が訪れるとは覚悟していた。特派員として過去、駐在していたモスクワとキエフ(キーウ)の間を何度も行き来し、ウクライナの知人・友人は数知れず、妹のように面倒を見た親友までいる。「幸い」という言葉でいいのか、2月下旬...
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戦争報道とはこんなもの ロシア専門家の見立ては大外れ
「やむを得ない、唯一の正しい決断だった」──。ウクライナ侵攻を正当化したものの、欧米で臆測が浮上していた「戦争宣言」はなかった。 戦況停滞の中で迎えた9日のロシアの対独戦勝記念日の式典。国民統合を象徴する一大イベントで、プーチ...
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プーチン大統領えげつないロシア軍補強…「開戦宣言」パスでも年末までに45万人増員か
節目とされた5.9対独戦勝記念日に新たな局面入りすることもなく、「プーチンの戦争」は続いている。消耗戦を想定したロシアが最大45万人をウクライナに投入するとの見方が浮上しているが、プーチン大統領はそんな威信を保っているのか。ネオナチ...
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ロシア軍兵士もウンザリの装備ポンコツぶり…指揮官の命令も「拒否」する異常事態
12日で12週目に突入するロシアの軍事侵攻。「プーチンの戦争」に振り回されているロシア兵の士気低下は日増しに強まっているという。精密誘導兵器の不足によって、ウクライナ市民への無差別攻撃の激化が懸念されている。 英国のウォレス...
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無免許だけど命を優先…ロシア軍の攻撃から逃げ切ったウクライナの15歳少女の勇気
ベッドで横になる15歳のウクライナ人少女(氏名未公開)。いま彼女が行ったことが世界中から称賛を浴びている。 ウクライナ東部ルガンスク州からロシア軍の攻撃を逃れるため、4人の成人(男性3人、女性1人)とともに先週、車で脱出を図...
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プーチン演説は拍子抜け 逆に際立った“弱気と限界”…現実味おびる「右腕」への権力禅譲
ウクライナ戦争の節目とされたロシアの対独戦勝記念日は、拍子抜けの展開だった。 有力視されたプーチン大統領による「戦争宣言」も、核戦争時に大統領が乗り込んで指揮を執る軍用機「イリューシン80」が飛ぶ予定だった航空ショーもなし。...
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ウクライナが6月逆襲で反転攻勢か…ロシア軍が弱体化、米欧「攻撃用」兵器供与で強気に
膠着状態が続くロシアとウクライナの攻防戦。この先、戦況はどうなるのか。ウクライナは6月にも“逆襲”に出てくる可能性がある。 ウクライナ大統領府のアレストビッチ顧問は5日、「米欧から提供される武器がそろう6月中旬以降に反転攻勢...
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岸田首相を悩ませる「3つのチン」…自民楽勝ムード漂う参院選に不安要素ジワジワ
参院選の公示まで50日を切った。就任以来、岸田首相はナーンもしていないのに内閣支持率は高め安定。そのうえ野党がバラバラで足を引っ張り合っている状況で、自民党内には早くも楽勝ムードが漂っている。 だが、余裕をカマしていられるの...
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【ウクライナのひまわり畑】ソフィア・ローレンの感動名画にもいくつもの闇
新学期が始まって1カ月。このコラムでも何度か書いたが、ここ数年、大学のゼミでは映画を素材にして「物語」の構造と「感動」の関係を探る、という授業をやっている。手順としては、どんな素材を取り上げたいかを受講生にアンケートし、そのラインナ...
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戦勝記念日の虚勢 プーチン大誤算でもこの戦争は恐ろしい結末
ロシアが9日、「節目の日」を迎えた。プーチン政権が最大の祝日と位置付ける対ドイツ戦勝記念日だ。 モスクワの赤の広場では午前10時(日本時間9日午後4時)から大規模な軍事パレードを開始。大陸間弾道ミサイル「ヤルス」や、ウクライ...
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脱ロシア3カ月388万人“頭脳流出”も深刻 プーチン大統領が食らう「名物起業家つぶし」の代償
ロシア軍が2月24日にウクライナに侵攻してから2カ月半。9日、ロシアの対独戦勝記念日を迎えるが、戦争の出口は見えてこない。戦争の長期化に伴い、深刻なのがロシアからの頭脳流出だ。優秀な人材がシビレを切らして、プーチン大統領に愛想を尽か...
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すでに7人が消された…プーチン大統領を支える「オリガルヒ」続々“怪死”の真相
5月9日の対独戦勝記念日を目前に控え、ロシア軍によるウクライナ南東部への攻撃が激しさを増している。軍事パレードで掲げる「成果」の獲得に躍起になっている状況だ。そんな中、プーチン大統領の周辺で異変が起きている。政権を支える新興財閥「オ...
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ロシア制裁に前のめり “米国隷従”岸田外遊の危うさ
ゴールデンウイークに東南アジア(インドネシア、ベトナム、タイ)と欧州(イタリア、バチカン、英国)の計6カ国を訪問した岸田首相が6日、8日間の外遊を終えて帰国した。 「いずれの首脳とも本音で大変有意義な議論ができた」と胸を張って...
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21世紀に日本を「戦争のできる国」にするのはバカげている
21世紀はもはや“戦争の世紀”ではない。プーチンのようにマッチョイズムを信奉し、「強い指導者」たらんとする政治家は、どんどん取り残されていくだろう。どのような理由があろうと、他国の領土や主権を蹂躙(じゅうりん)することなど、あっては...
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もう戻れない 連休中に突き付けられた「日本も参戦」の現実
米国のお先棒を担いだ岸田首相がこの大型連休に東南アジア・欧州5カ国を歴訪し、ウクライナから手を引かないロシアを力んで非難する中、プーチン大統領は新たな報復措置に打って出た。 「出禁」だ。ロシア外務省は4日、岸田と閣僚7人のほか...