日本外交と政治の正体
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トヨタはトランプの恫喝発言に今後どう対処するのか
〈トヨタはメキシコ、バハで新工場を造り米国向けカローラを造るという。許されない。米国で工場建設するか、高額国境税を払うかだ〉 米国のトランプ次期大統領のツイートに波紋が広がっている。 …
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トランプ、英EU離脱 2017年は世界の不安定さが一段と増す
2017年が始まった。東西冷戦の終結以降、これだけ不安定な国際環境の下で迎えた年もないのではないか。 2016年に“つくりだされた”不安定な状況を列挙したい。 ①米国でトランプ次期大統…
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場当たりアダ トランプ次期大統領は安倍首相を信頼しない
安倍首相の外交姿勢は場当たり的である。 米大統領選の期間中、安倍首相は「トランプは外国首脳に信用されていない」と散々、批判していた民主党のヒラリー・クリントンとだけ面会した。しかし、選挙で共…
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米国防長官に就く狂犬 アフガン戦争の射殺を楽しみと発言
米国のトランプ次期大統領は、国防長官にマティス氏を起用すると発表した。トランプはマティスの隣に立ち、彼を「MAD DOG(狂犬)」と紹介。私は「朝まで生テレビ!」(テレビ朝日系)で、「MAD」の日本…
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国内企業の保護目指すトランプ次期大統領の不透明な政策
トランプ次期大統領の政策に不透明感が漂っている。そもそも、トランプ自身が選挙中の発言について、「すべて、単なるサゼスチョン(示唆)に過ぎない」と話している。さらに米国政府内で働く2万~3万人の全職員…
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安倍政権はトランプ氏の米軍駐留費“増額要求”を断れない
読売新聞が米軍の駐留を受け入れている各国の経費負担額(試算)について、防衛省資料を基に次のように報じた。 〈日本・7612億円、韓国・1012億円、ドイツ・1876億円、伊・440億円、英・2…
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次期大統領が脱退明言もTPP批准に突き進む愚策の安倍政権
日本の政治史上で、今ほどひどく、バカげた状況はないだろう。国会でTPPを強行採決した安倍政権のことである。 今回の米大統領選で、「TPP脱退宣言」を表明している共和党のトランプ氏が勝利した。…
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既存勢力に対する米国民の怒りがトランプを勝利させた
混迷の中にあった米国大統領選挙は、共和党のトランプ候補が選挙人の獲得数289、民主党のヒラリー候補が同228で、トランプが勝利した。これは事前の予想を大きく覆す大異変であった。 選挙前の各メ…
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もくろみ外れた安倍政権 プーチンは“領土の譲渡なし”明言
安倍政権は依然として高い支持率を保っているが、決して盤石というわけではない。 共同通信社が10月29~30日に実施した世論調査によると、TPPの承認案と関連法案について「今国会にこだわらず慎…
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「連合」はリベラル勢力の癌 原子力ムラの“トロイの木馬”
〈次期衆院選で野党が統一候補を擁立し『原発ゼロ』を争点化すれば、自民党が敗北するとの見通しを表明。原発再稼働に慎重な候補が当選した新潟、鹿児島の県知事選に触れ『目に見えない、うねりが出てきた。衆院選に…
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有権者が鉄槌 野党共闘の重要性を改めて示した新潟県知事選
新潟県知事選で、共産、自由、社民の3党が推薦した米山隆一氏が、自民、公明推薦の森民夫氏を破って初当選した。 東京電力・柏崎刈羽原発の再稼働が争点となった今回の知事選。メディアの出口調査でも、…
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ロシア国民がプーチン大統領を圧倒的に支持する理由
米経済誌「フォーブス」は毎年、「世界で最も影響力のある人物」を発表している。2013~15年にかけて上位の顔ぶれは変わっていない。15年の1位はロシアのプーチン大統領、2位はドイツのメルケル首相、3…
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現地では真剣な議論 日本国民は沖縄を独立させたいのか
近年、沖縄県内で「独立論」が活発に議論されるようになった。きっかけとなったのは、米軍普天間基地の移設問題や、高江のヘリパッド建設強行である。 2013年12月、仲井真弘多知事は公約を翻し、政…
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世界に逆行する日本 大学教育を軽視する国に未来はない
第2次大戦後、日本は高度経済成長の波に乗り、世界第2位の経済大国として成長。諸外国から「日本の奇跡」と称賛された。「奇跡」を生んだ背景には、広範で質の高い教育があったことは間違いないだろう。 …
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正論を排除する日本社会の未来が明るいはずはない
連日、報道されている東京・築地市場の豊洲移転問題。移転予定地である豊洲市場はもともと東京ガスの工場跡地である。敷地内の表土を削って土を入れ替えた上、4.5メートルの盛り土で覆う。土壌汚染対策に万全を…
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日本政府「隠蔽」の過去 北方領土の歴史的経緯を振り返る
ロシアのプーチン大統領が12月に日本を訪問する。今後、日露間で領土問題が協議されるだろう。 日本政府は過去、領土問題の経緯を歪め、さまざまなことを「隠蔽」してきた歴史がある。 ここで…
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安倍政権は天皇の生前退位問題を先送りするな
天皇の生前退位問題が国民の関心を集めている。8月中旬にNNN(日本テレビ系)が行った世論調査では、「生前退位を認めてよいと思うか」との問いに対し、「思う」が94.3%、「思わない」が2.8%。朝日新…
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小池都知事は「豊洲移転問題」にどこまで切り込めるか
東京都の小池百合子知事が、11月7日に予定されていた築地市場の豊洲移転の延期を正式表明した。 豊洲移転の問題は根が深い。東京ガスの工場跡地のため、土壌には鉛やヒ素、六価クロム、シアン、水銀、…
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大企業を優遇、社会保障カット…同胞を見捨てる安倍政権
米紙「ウォールストリート・ジャーナル」が、「同胞を見捨てる世界のエリート」という論評を掲載していた。 執筆したのは、レーガン元大統領のスピーチ・ライターを務めた女性作家のペギー・ヌーナン氏で…
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北朝鮮の弾道ミサイル迎撃は戦時中の“竹やり訓練”と同じ
北朝鮮による弾道ミサイル発射の兆候が事前につかみにくくなっているとして、政府が警戒・監視を強める方針を打ち出した。 自衛隊に対して「破壊措置命令」を発令し、迎撃ミサイル「PAC3」を防衛省に…
