巻頭特集
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大失敗の亡国外交ショーを実況中継 戦慄するプーチン狂騒
2日間のプーチン大統領訪日が終わったが、16日行われた共同記者会見でのロシア人記者のプーチンへの質問が、今回の首脳会談の“不毛”を物語っていた。ひとりは訪日とは無関係な「シリア情勢」への対応を問い、…
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狂騒安倍プーチン会談 経済協力だけ食い逃げの亡国結末
大山鳴動して、とはこのことだ。鳴り物入りで迎えた日ロ首脳会談。15日、安倍首相の地元・山口県長門市の温泉旅館でスタートしたが、領土問題での成果はゼロ。空騒ぎに終わりそうだ。「北方領土解散」だとか盛り…
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乱暴国会なのに高支持率…戦前と似てきた野党への絶望
「(1956年の)日ソ共同宣言の枠を超えている。全く別の話で別の問題提起だ」 安倍政権にとっては強烈な先制パンチを食らった格好だろう。15日から2日間の日程で来日するロシアのプーチン大統領。モ…
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北方領土、真珠湾解散って何だ? 安倍周辺はデマゴーグ
「1月解散風 再び」「真珠湾訪問 支持率上昇期待」「早期解散巡り臆測」――。 大新聞がまたぞろ解散・総選挙を煽っている。安倍首相が今月下旬、ハワイの真珠湾を訪れて、米国のオバマ大統領と慰霊の式…
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何から何まで食い散らかし…安倍「歴史的偉業」妄想外交
狂乱首相の戯言に「オウム返し」とは恐れ入る。安倍政権がTPP協定の承認と関連法を成立させた翌10日の読売の紙面にはブッたまげた。 社説に「自由貿易体制の旗を降ろすな」と掲げ、離脱表明のトラン…
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トランプの方がマシ 日本はアベクロと財務省に殺される
いやはや驚いた。安倍首相の経済ブレーンが堂々の転向宣言である。 店頭に並んだばかりの月刊誌「文芸春秋」新年特別号に、米エール大名誉教授の浜田宏一氏(80)が「『アベノミクス』私は考え直した」…
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どさくさ議員立法に拙速審議 誰が得をする、カジノ法案
マネーロンダリング、ギャンブル依存症、過剰すぎる経済効果と、カジノ法案をめぐる問題が次々浮き彫りになり、世論も6割近くが反対。不十分な審議に身内からも異論が出ているのに、自民党は「今国会での成立が執…
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この国の民主主義は死んでいる 安倍内閣支持率60%超の謎
テレビ中継を見ていた国民は思わずのけぞったのではないか。7日に行われた今国会初の党首討論。衆院内閣委員会で、わずか5時間半の審議時間で強行採決された「カジノ法案」について、民進党の蓮舫代表が「どこが…
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全てがあぶく銭のバクチ頼み 馬脚を現したアベノミクス
フルスピード解禁は、さもありなんである。民進党の蓮舫代表が7日、初の党首討論で「ギャンブル依存症にどう対応するかも説明しないで、なぜ強行に(カジノ法案の)採決を急ぐのか」と安倍首相に噛みついたが、馬…
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安倍首相の真珠湾訪問 拭えない胡散臭さとしたたかな打算
「二度と戦争の惨禍を繰り返してはならない。その未来に向けた決意を示したい、こう思います」 安倍首相はこう言って、今月26、27日にハワイに飛び、真珠湾を訪問することを発表した。大新聞はこのニュ…
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口先だけの安倍首相が歴代最長を目指す悪夢とカラクリ
「山高きが故に貴からず」――。政権も長ければ立派というわけではないが、さすがに歴代の宰相も驚いているのではないか。 安倍首相の在任日数(1807日)が、中曽根康弘を抜いて戦後4位になったと大手…
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何が北方領土解放だ 隠しきれない安倍“亡国外交”大誤算
10日後に迫った日ロ首脳会談。ロシアのプーチン大統領が11年ぶりに来日し、安倍首相の地元・山口県長門市で会談する予定だ。これに先立ち、岸田外相が、“最終的な調整”のため2日からモスクワを訪れていたが…
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ポスト籾井も変わらない 安倍官邸が仕切るNHKトップ人事
海の向こうでは暴言大統領が誕生したが、公共放送の「暴言王」は1期3年でお払い箱だ。NHKの籾井勝人会長(73)が退任する見通しとなった、と大メディアがこぞって報じている。 任命権を持つ経営委…
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恐らくこれも強行採決 カジノが成長戦略の目玉になるのか
スピード成立なんて生易しい話じゃない。カジノを含む統合型リゾート施設(IR)整備推進法案(カジノ法案)。11月30日に審議入りしたと思ったら、与党側は2日の衆院内閣委員会で早くも採決、6日の本会議で…
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弱者は迷惑なのか 嫌な社会風潮と安倍内閣の支持率上昇
安倍政権が数の力をバックに、社会保障をメッタ切りしている。年金カット法案に続き、70歳以上の医療費の負担も増やす。現役並みの所得がある層だけでなく、住民税課税の年収370万円未満の年金生活者も対象だ…
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韓国を笑えるのか 原発存続ワイロ政治横行にマヒの国
韓国では、国家ぐるみの贈収賄事件に関連して朴槿恵大統領が任期満了前の辞任を表明する事態に追い込まれているが、お隣の国のことをとやかく言えたものではない。この国で横行するデタラメ政治の実態を知れば、暴…
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この政権は強行採決なんて朝飯前だ 国家乗っ取りが着々
どうやら、国民の声を聞くつもりはサラサラないようだ。国民の「反対」の声を無視し、安倍政権が重要法案を片っ端から強行採決している。「TPP承認案採決」の強行劇につづき、29日にも、「年金カット法案」を…
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安倍政権には対応不能 牙を剥いたトランプ恐怖シナリオ
「残忍な独裁者が死んだ」――。やはり危ない本性はそう簡単には隠せないようだ。キューバのフィデル・カストロ前議長の死去を受け、米国のトランプ次期大統領が26日に放った罵詈雑言メッセージには驚いた。 …
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トランプに翻弄される黒田日銀総裁 円安地獄の恐ろしさ
沸騰中のトランプ相場で、ついに25日日経平均が終値での年初来最高値(1万8450円98銭=1月4日)を一時突破した。結局、終値こそ1万8381円22銭だったものの、昨年11月以来という1年ぶりの7営…
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トランプ“怪相場”の危うい今後…円安株高どこまで続く
市場関係者は「トランプ大統領」に足を向けて寝られないのではないか。 3本の矢はどこへやら、黒田バズーカも弾が尽き、ジリ貧だった株式市場がにわかに活気づいている。 大統領選でドナルド・…
