巻頭特集
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今さら安倍政権の“共謀罪”に驚く大メディアのオメデタさ
「戦争のできる国」に突き進む安倍政権がまた、戦時体制下の悪法復活をもくろんでいる。現代の治安維持法といわれる「共謀罪」の新設である。 政府が今秋の臨時国会に提出する予定の法案に記された罪名は、…
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「1億総活躍」「働き方改革」 加藤勝信はペテン担当大臣
安倍政権が新たな“目玉”に掲げた「働き方改革」への動きが加速している。 日曜(28日)のNHK番組で、担当大臣の加藤勝信・1億総活躍相が、残業時間の上限規制導入を検討する考えを示した。30日…
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安倍政権と安保法に殺される! 南スーダン自衛隊の危うさ
初の現地開催となった第6回アフリカ開発会議(TICAD)への出席を終え、29日深夜に帰国した安倍首相。現地では首尾一貫、得意げな表情だった。 会議の基調演説で今後3年間で総額300億ドル(約…
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安倍デタラメ原発政策を一刀両断 NHK番組の波紋広がる
ライブだったからか、NHKが26日(金)深夜に放送した討論番組「解説スタジアム」は衝撃だった。 NHKの解説委員7人が、「どこに向かう 日本の原子力政策」というタイトルで議論したのだが、日本…
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年金損失桁外れ 日銀の爆買いなければ株は14000円
また大損だ。国民年金や厚生年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が26日、2016年4~6月期の運用結果を発表したが、5兆2342億円の赤字だった。16年1~3月期も4兆7990億…
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残業代ゼロが形を変えた 「働き方改革」に気をつけろ
またしても、国民をペテンにかける壮大な詐欺が始まろうとしている。安倍首相が今回の改造内閣で目玉に掲げた「働き方改革」のことだ。改造後の会見で安倍が「最大のチャレンジ」と位置付けたことは、すっかり忘れ…
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無理やり最低賃金アップ 見せかけ景気回復の副作用が怖い
また、安倍首相がドヤ顔で“成果”を誇りそうだ。「最低賃金」が大幅にアップされたからだ。 今年度の最低賃金の改定額が23日に全都道府県で出そろい、全国加重平均の「時給」は、798円から823円…
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安倍マリオ狂騒 「さあ東京」国威発揚ムード一色の異様
「さあ4年後は東京の出番だ」(読売)、「2020東京で会おう」(朝日)――。リオデジャネイロ五輪が閉幕した途端、新聞テレビが一斉に「次は東京」と大騒ぎになっている。閉会式でスーパーマリオに扮した安倍首…
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ちゃんちゃらおかしい 「安倍マリオ」首相の任期延長論
おフザケが過ぎただけか、それとも深謀遠慮が隠されているのか。 17日間にわたってメディアを席巻したリオ五輪も、ようやく閉幕。マラカナン競技場で開催された閉会式で、安倍首相が失笑もののコスプレ…
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安倍首相も続投に意欲…あと4年も続く五輪の狂騒と結末
17日間にわたった祭典が幕を閉じた。日本時間の22日午前、リオ五輪の閉会式が行われ、開催前から数々の問題を抱えていた大会も何とか無事に終わった。 この間、新聞もテレビも報道は日本選手団のメダ…
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自民党と根っこは同じ民進党 蓮舫代表で変わるのか
日本人アスリートの金メダルラッシュに日本中が沸いた「リオデジャネイロ五輪」は21日(日本時間22日)、閉会式を迎えるが、いつまでもお祭り気分に浸っている場合じゃない。9月は臨時国会が召集され、10月…
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4年後は国債破綻? メダルラッシュの裏で東京五輪に暗雲
すでに金メダル12個、メダル総数36個と日本人選手が予想以上の活躍をみせているリオ五輪。連日のメダルラッシュに、はやくも大新聞テレビは「4年後の東京五輪が楽しみだ」と浮かれている。たしかに、若手選手…
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米W・ポスト紙に抜かれた安倍首相の“二枚舌”と“大偽善”
本当なら、由々しき問題だ。米紙ワシントン・ポストがすっぱ抜いた安倍首相の核をめぐる「二枚舌」発言である。 15日付で、オバマ大統領が検討している核兵器の先制不使用政策について、安倍がハリス米…
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28兆円アベノミクス加速の愚 今や経済成長は神話的幻想
五輪のお祭りムードに便乗ということか、ロコツな印象操作が横行している。 内閣府が15日に発表した4~6月期の実質国内総生産(GDP、速報値)は前期比年率で0.2%増。これを大メディアは「2期…
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安倍政権を世界はどう見ているか 終戦記念日裏側の緊迫
終戦記念日の15日、安倍内閣から高市早苗総務相と丸川珠代五輪相の2閣僚が靖国神社に参拝したが、姿が見えなかったのが稲田朋美防衛相だ。衆院に初当選した翌年の2006年以降、行革担当相時も含め毎年8月1…
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劇場型ケンカ政治の末路は? 小池百合子と橋下徹の共通項
また同じことの繰り返しになるんじゃないか。東京都の小池百合子知事が立ち上げる「都政改革本部」のことだ。小池は12日の定例会見で、改革本部の顧問に就任予定のメンバーを発表。橋下徹前大阪市長の政策ブレー…
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首相はゴルフ三昧夏休み 五輪狂騒の裏で無能政権の大迷走
昼はひねもす夜は夜もすがら、リオ五輪に甲子園と、世の中はスポーツ報道一色だ。安倍首相も“スポーツの夏”を満喫。山梨県鳴沢村の別荘を拠点に10、11日と連日のゴルフを楽しんだ。7月にもこの別荘で1週間…
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「生前退位」という難題を課せられた安倍口先政権の今後
詭弁政権にとっては手に余る問題だ。宮内庁が8日に公表した天皇のビデオメッセージは、「国政の機能を有しない」とする憲法4条の規定を意識して、ギリギリまで文言を調整したのだろう。直接の言及こそ避けたもの…
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平成の「玉音放送」に騒然の世相と安倍政権のこれから
国民に向けて語られた天皇の「お言葉」。8日午後3時、生前退位への思いを表明した11分間にわたるビデオメッセージが公表された。NHKだけでなく、民放各局もこれを一斉に放送。駅や空港、街頭の大型ビジョン…
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北も中国も遠慮なし もう大ウソがバレた安保法の抑止力
「海洋強国」を掲げる中国が、東シナ海で日本に対する挑発行為を繰り返している。 7日午前10時ごろ、沖縄・尖閣諸島の接続水域を航行していた中国海警局の「海警」2隻が領海に侵入したのを、第11管区…