適菜収「それでもバカとは戦え」
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「三浦瑠麗」という虚像は需要と人選ミスが生んだ…最初からいかがわしかった
国際政治学者を自称する三浦瑠麗とは一体何だったのか。太陽光発電事業への出資を名目に、およそ10億円をだまし取ったとして投資会社「トライベイキャピタル」本社と代表を務める瑠麗の夫の自宅マンションが東京…
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欧米歴訪で日本の「最大の脅威」を知らしめた“夜郎自大”岸田首相の猿芝居
岸田文雄の欧米5カ国歴訪が示したものは、わが国が悲惨でぶざまで奴隷根性丸出しの属国であることだった。 宗主国アメリカで行われた猿芝居に声援を送る連中も登場。自民党の佐藤正久はテレビ番組で「中…
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「増税に理解」致命的に恥ずかしい麻生太郎の“確信犯的デマゴーグ”
麻生太郎が福岡県直方市内の講演で、岸田内閣が打ち出した防衛力強化に伴う増税について、「もっと反対の反応が出てくる可能性もあると覚悟して臨んだが、多くの国民の方々の理解を得た。真剣に取り組んでいる(政…
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バカも積もれば山となる「ゴミ処理能力」を上げなければ、社会は荒み滅びる
私が中学生の頃の話。紙くずを教室の床に放り投げた生徒に対し、教師が「ゴミはゴミ箱に捨てろ。おまえは自分の部屋でも同じことをするのか!」と声を荒らげた。当時の私は「教室と自分の部屋は別だろ」と思ったが…
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2022年振り返り「今年のバカ」番外編 旧統一教会と安倍派、ほんこん
年末の恒例企画「今年のバカ」。一部から「あのバカが漏れている」といったお叱りを受けたので、番外編をお届けする。 【細田博之】 2019年10月、統一教会(現・世界平和統一家庭連合)系の…
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昔も今も「世論工作」はわが国お馴染みの手口 プロパガンダが招いた日本の惨状を見よ
共同通信の記事によると、防衛省は人工知能(AI)技術を使い、交流サイト(SNS)で国内世論を誘導する工作の研究に着手したとのこと。複数の政府関係者への取材で判明したという。 インターネットで…
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2022年振り返り「今年のバカ」トップ10(後編)統一教会、三浦瑠麗を抑えてのトップは?
前回に続き恒例の年末企画「今年のバカ」トップ10を振り返る。 【第5位】菅義偉 今年見たものの中で一番おぞましかったのが、安倍晋三の「国葬」における菅の弔辞だった。いわく「(安倍の判断…
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2022年振り返り「今年のバカ」トップ10(前編)橋下徹、ひろゆきがランクイン
今年もバカが豊作だった。恒例の年末企画「今年のバカ」トップ10。 【第10位】松井一郎 6月27日、松井は政見放送で「維新の会は経費については領収書を公開しています。でも公開しているの…
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死人に口なしでは許されない 「安倍晋三とジャパンライフ」のずぶずぶの関係
統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の広告塔だった安倍晋三という男は、悪徳マルチ商法「ジャパンライフ」の広告塔でもあった。健康グッズなどの預託商法を展開し、顧客からおよそ1億6000万円をだまし取っ…
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デマ、陰謀論…整合性のない「虚偽情報」にだまされるな
作家・ジャーナリストを名乗る門田隆将という人物がいる。現実と妄想の区別がつかないので、自分の願望に沿うデマを垂れ流し、整合性がなくなれば陰謀論に逃げ込む。 森友学園の決裁文書改ざん問題を苦に…
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公共の電波で垂れ流される星占い…「いかがわしさを軽視する社会」がカルト暴走を許容した
独立行政法人国民生活センターの資料によると、全国の消費生活センターなどには、占いサイトやアプリに関する相談が年間1000件以上寄せられており、2019年度以降、増加しているとのこと。 相談事…
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意味不明な“お壺ね様”発言を垂れ流す 三浦瑠麗の発言は「言論」ではない
あさっての方向からの統一教会(現・世界平和統一家庭連合)擁護の連発で、ネット上では「お壺ね様」「壺サーの姫」といった愛称で親しまれている三浦瑠麗。 安倍晋三と統一教会の深いつながりが発覚する…
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「おまえが言うな」案件再び 麻生太郎こそ危惧すべきこの国の“みぞうゆう”な事態
自民党の石井準一参院議院運営委員長が「野党がだらしない」と発言し、野党の反発を受けて謝罪・撤回したことを受け、麻生太郎は「例の余計な発言をした参院議運の話みたいにならないようにお願いする」と発言。あ…
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河野デジタル相の口上は霊感商法まがい…「マイナ保険証」本当の目的
デジタル相の河野太郎が、2024年秋に現在の健康保険証を廃止し、マイナンバーカードと一体化すると発表した。政府は6月に閣議決定した経済財政運営の指針で24年度以降に原則廃止する方針を盛り込んでいたが…
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沖縄愚弄は日本愚弄…ナショナリズム「機能不全」の怖さ
「2ちゃんねる」開設者のひろゆきが、辺野古新基地建設に抗議する座り込みを揶揄するSNSの投稿を行い、批判されていた。ひろゆきは米軍キャンプ・シュワブゲート前を訪ね、座り込みが3011日に達したことを示…
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菅義偉“カルトの祭典”での弔辞で見えたおぞましさ 共犯者による「勝利宣言」
本当におぞましいものを見た。安倍晋三の「国葬」における菅義偉の弔辞である。何度も指摘されている通り、安倍の葬式は7月12日に終わっている。国葬は葬式ではない。安倍の死を利用し、国費を投入したプロパガ…
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多幸感に包まれて自画自賛を繰り返す…権力に迎合する「エセ保守」の異常
自称保守向けの某月刊誌の目次を見て驚いた。そこには〈国葬反対派はバカか売国奴〉〈日本を蝕む「アベガー」というカルト〉〈国葬反対派は極左暴力集団〉といった見出しが並んでいる。「日本を蝕むカルト」は一体…
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三浦瑠麗はバカとデマゴーグの「ハイブリッド型」 メディアはなぜ使い続けるのか
自称国際政治学者の三浦瑠麗は本物のバカなのか、バカのふりをしたデマゴーグなのか。私も計りかねていたが、最近はそのハイブリッド型であることがわかってきた。要するに一番タチが悪い。最近だったら「安倍晋三…
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自民党は完全に開き直り…この世を去れば生前の行動を検証しなくていいのか
反社・反日カルトである統一教会と接点があった自民党の国会議員が少なくとも146人に上ることが共同通信のまとめで分かった(9月3日)。これは党所属国会議員381人の38%に当たる。取材に応じていない議…
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安倍元首相は戦後を代表する“ホラ吹き” その場しのぎでついた嘘の数々
戦後を代表するホラ吹き・安倍晋三について「思い出に残るデマと嘘」という形で振り返ってきたが、当然、ベスト10には収まりきらなかった。そこで特別編として「その場しのぎでついた嘘」をまとめておく。 …