Dr.中川 がんサバイバーの知恵
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大腸がんは「ステージ4」でも手術できれば生きられる
タレントの轟二郎さん(享年65)の命を奪ったのは、大腸がんと報じられました。訃報が流れた6日の公式ブログには、「大腸がんを患ってから1年半ほどの闘病の末でした」と書かれていて、2月には、手の施しよう…
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感染対策も大事だが コロナ禍でも怠るな「3つの健康対策」
新型コロナウイルスの感染者数が、拡大しています。この病気が怖いのは容体が急変して、命が奪われることですから、マスクや手洗い、うがいなどを徹底することはとても大切です。 しかし、コロナ対策を徹…
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池江璃花子と山本寛斎を分けた明暗…白血病は年齢がカギ
世界的なファッションデザイナーの山本寛斎さんの命を奪ったのは、急性骨髄性白血病でした。享年76。報道によると、今年2月22日から闘病されていて、亡くなったのは今月21日。5カ月での急逝です。 …
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全摘だと生活一変 食道がんで治療後の食生活を守る選択肢
新型コロナウイルスの感染予防で在宅勤務をしている人の中には、酒量が増えた人がいるようです。お酒をよく飲む人が注意したいがんというと、肝臓がんをイメージするかもしれませんが、違います。要注意は、食道が…
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山本浩二さんは1年に4度がん手術 一がん息災が長生きの秘訣
野球やサッカーが開幕し、スポーツ界も少しずつ日常を取り戻しています。そんな中、ミスター赤ヘルこと、元広島監督の山本浩二さん(73)が1年2カ月ぶりに野球解説者として復帰。元気な姿が報じられ、話題を呼…
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胃がんは内視鏡とX線 企業と自治体の検診 使い分けのヒント
今春は、新型コロナウイルスによる自粛ムードが検診現場にも広がり、春の検診を延期した人が珍しくありません。そこに、自治体のがん検診の通知が届いたという人もいます。企業検診にがん検診のメニューも含まれる…
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日米で注目研究 「座り過ぎ」はがん死の可能性が8割増える
新型コロナウイルスは、良くも悪くも生活スタイルを一変させました。仕事との兼ね合いで大きいのが、在宅勤務の定着でしょう。大企業の間では、今後も在宅勤務を続けるケースが珍しくありません。 たとえ…
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石原慎太郎氏が告白 膵臓がん早期発見と治療選択ポイント
「肝臓癌で苦しみ抜いて死んだ弟の裕次郎を思い起こさぬわけにはいかなかった(原文ママ)」 月刊誌「文芸春秋」7月号で亡き弟に重ねて、今年1月に膵臓がんが見つかったことを告白したのは、元東京都知事…
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ワッキーが告白した中咽頭がん HPV陽性タイプは治りやすい
「自分の喉に癌がみつかり、中咽頭癌のステージ1と先生から伝えられました(原文ママ)」 今月7日、自らのツイッターに中咽頭がんを告白したのは、お笑いコンビ「ペナルティ」のワッキーさん(47)です…
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検診で注意 病院が胃カメラからバリウムに変更を促す理由
春の健診シーズンですが、読者の皆さんは健診をきちんと受けられたでしょうか。5月2日付の当欄では、新型コロナウイルスの余波で、各種健診の延期が相次いでいることに触れました。緊急事態宣言が解除され、健診…
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4月は必要量の8割に 輸血不足をカバーする2つの選択肢
新型コロナウイルスの影響で、がん手術の延期が相次ぎ、患者さんに不安が広がっています。実は、その手術に必要不可欠な輸血用血液が足りないことをご存じでしょうか。 輸血用血液は、多くが献血でまかな…
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池江璃花子の短髪が話題 男性も考えたい女性のがんの悩み
勇気づけられた方も多いでしょう。競泳の池江璃花子さん(19)が自らの写真共有アプリ「インスタグラム」で短髪姿を披露し、話題を呼んでいます。私もネットで拝見して、すてきだと思いました。 昨年2…
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がん闘病中の大島康徳氏は高熱でもPCR陰性 原因は腫瘍熱か
新型コロナウイルス感染症を巡っては、PCR検査のハードルの高さが指摘されています。13日に多臓器不全で亡くなった大相撲の勝武士(享年28)もそうでした。先月4日に発熱症状が見られたものの、都内の病院…
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手術延期続々 放射線治療を考えるがんの種類とタイミング
このまま治療が遅れると、オレの命はどうなるのか。新型コロナウイルスで院内感染が広がった医療機関では、手術などの延期が相次ぎ、患者さんの間で不安が広がっています。およそ8割の手術延期が報じられたがん研…
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検診も手術も続々延期で…患者が絶対に押さえたい行動基準
すい臓がんは、がんの中でも難治がんといわれます。そんな厄介ながんを克服したのが、元サッカー伊代表のジャンルカ・ビアリ(55)です。17カ月に及ぶ化学療法ですい臓がんを克服したと報じられています。 …
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免疫力低下は本当か 岡江久美子さん急死の2つの可能性
女優の岡江久美子さん(享年63)が新型コロナウイルスによる肺炎で亡くなりました。今月3日に発熱。自宅で様子を見ていたところ、6日朝に容体が急変し、緊急入院。人工呼吸器を装着し、PCR検査で陽性と判明…
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菅原文太もS・ジョブズも ピンピンころりとがんで死にたい
新型コロナウイルスの感染者は、8割が軽症、あるいは無症状で済む一方、2割は重症化するといわれます。怖いのは、発症から亡くなるまでのスピードがとても速いこと。その恐ろしさは、コメディアンの志村けんさん…
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志村けんさんは1日3箱 喫煙者は新型コロナ死亡リスクが3倍
コメディアンの志村けんさん(享年70)の命を奪ったのは、新型コロナウイルスでした。テレビや雑誌では、志村さんをはじめドリフターズなどの追悼企画も相次いでいます。その報道に触れ、改めて人気のすごさを思…
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コロナで相次ぐ外来閉鎖 がん治療継続では2つを確認したい
新型コロナウイルスの感染拡大で、各地の医療機関で院内感染が相次いでいます。東京の永寿総合病院では、感染者が100人を超え、7人が死亡。先月24日からは、外来を閉鎖しています。 院内感染は、慶…
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人気ロボット手術「ダヴィンチ」より放射線を選ぶべき基準
漫才師のトミーズ雅さん(60)が、早期の大腸がんで手術を受けていたと報じられました。今月17日に手術を終え、翌日からは歩行リハビリをしているといいます。早期発見を「奇跡」と話しているようですが、経過…