Dr.中川 がんサバイバーの知恵
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黒沢年雄は3年ぶりに…膀胱がんの再発予防に“M字開脚検査”
どんながんであれ、治療後は再発のチェックのため定期的な検査が欠かせません。俳優の黒沢年雄さん(76)は、2008年に膀胱がんが見つかり、2度の手術を受けていて、このほど検診を受けたそうです。5日のブ…
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紅蘭さんは今年も2つ…ポリープの対処法は大腸と胃で異なる
40歳を越えたあたりから、友人や同僚らとの会話に病気の話がけっこう増えてきます。その中でポリープが話題になることもあるでしょう。 先日、タレントの紅蘭さん(31)が自身のSNSで「(大腸に)…
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浅香光代は痛みなく永眠 がん闘病「治す」と「癒す」の配分
俳優・浅香光代さんが今月13日、膵臓がんで亡くなったと報じられました。10月に体調を崩されて入院すると、膵臓がんが発覚。ステージ4と診断されたそうです。 92歳と高齢であり、手術をはじめ治療…
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4割は自己判断で… がん手術4週間遅れで死亡リスク8%上昇
北海道の旭川や大阪では、新型コロナウイルスの感染拡大で医療体制が逼迫。自衛隊の看護師らが派遣されることが決まりました。旭川では、市内にある2つの医療機関で大規模な集団感染が起きていて、緊迫した状態と…
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コロナ禍で注目 がんの「セカンドオピニオン」と「治療選択」
新型コロナウイルスの余波で、ほかの病気の治療はどうなるのか。前回は、その点について日米のデータを紹介しながら、考えてみました。その不安が増すようなニュースが報じられています。 大阪の病院で新…
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日米調査で判明 心筋梗塞とがんの患者数減少の意味の違い
検診や受診を控えるのはやめてください。この連載で何度となくそう書いてきました。がんの診断や治療が遅れることを危惧したためですが、恐れていたことが具体的にデータとして報告されています。 たとえ…
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中村泰士さんは薬で克服 肝臓がん予防の第一は感染検査で
「北酒場」の作曲などでおなじみの作曲家・中村泰士さん(81)が、肝臓がんと報じられました。9月末に体調不良で検査を受けたところ、肝臓の腫瘍が判明。すでに抗がん剤治療を終え、転移はなく、経過が順調なのは…
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ネットに赤裸々投稿 AV男優・沢木和也ががんで学んだこと
「がんでよかったな」 AV男優の沢木和也さん(53)が、インターネットTVでがんになった心境についてこう語り、話題を呼んでいます。頭や心臓の病気で突然死したら、何もできない。がんだったら、終活…
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末期がんの痛みは「放射線と薬」で解消する 4割は死亡直前まで苦悶
家族や周りにがん患者がいる人は、気づいているかもしれません。がんの痛みについてです。国立がん研究センターは、2017年にがんで亡くなった患者のうち4割が、死亡する1カ月前に痛みを感じていたとする推計…
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飲酒や喫煙に加えて注目 食道がんの予防は歯磨きとフロス
口の中の粘膜の状態で食道がんのリスクが分かる――。大阪国際がんセンターの研究グループがそんな成果を発表し、話題を呼んでいます。 グループは、食道と同じ細胞でできている口の粘膜に注目。食道がん…
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上皇后さまは問題なしも…がん患者の微熱には3つの原因が
上皇后さまに微熱が続いているほか、左手の指がこわばる症状がみられると報じられました。宮内庁病院で受けられた検査の結果、大きな問題が見つからなかったのは何よりです。 上皇后さまは昨年、乳がんの…
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4000人は早期発見できず がん検診中止した人がやるべき対策
「Go To キャンペーン」の広がりで、街の活気が少しずつ戻ってきたように思います。お酒を飲んだり、旅行したりするのが好きなので何よりですが、そんな中、気になるニュースが報じられました。 新型…
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理論上はがんの9割をカバー 「光免疫療法」の期待値と壁
がんが治る可能性が高まるかもしれません。先月25日、厚労省から製造販売承認を受けたがん治療薬「アキャルックス」のことです。薬剤の承認審査には通常、1年以上かかりますが、画期的で一定の条件などを満たす…
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93年が1なら98年は4割減 生年で変わる子宮頸がん発症リスク
生まれた年によって、がんで亡くなるリスクが変わる。そんな不公平があっていいでしょうか。皆さん、よくないと思われるはずですが、それが現実のものとなりそうなのです。海外の話ではありません。ここ日本でのこ…
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斎藤洋介は検査で 咽頭がんを歯科医に見つけてもらうコツ
突然の訃報に驚いた方もいるでしょう。今月19日に咽頭がんで亡くなった俳優・斎藤洋介さん(享年69)は、自宅で妻と夕食を取った後に体調不良を訴え、救急搬送されたといいます。搬送中に心肺停止状態になった…
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堀ちえみさんは脳ドックで転移チェック MRIなら微小病変も見つかる
がん患者の方が一番恐れるのは、転移です。がんと診断されたときよりも、強いショックを受けるといいます。なるべく早いうちにがんを見つけて治療するのは、厄介な転移を防ぐという意味が大きいのです。 …
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人気シェフは手術延期…セカンドオピニオンは放射線科医にも相談を
このコラムで取り上げた老舗洋食店「たいめいけん」の3代目・茂出木浩司さん(53)が、今月6日に都内のイベントに出演し、先月公表した早期の肺腺がんについて病状などを説明したそうです。 一報が流…
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高橋幸宏さんが脳腫瘍を摘出…良性の髄膜腫なら全摘可能
無事に手術を終えたのは何よりです。テクノグループ「YMO」の高橋幸宏さん(68)が脳腫瘍であることを伝えるニュースには、驚かされました。 先月13日に腫瘍の摘出手術を受けて成功。現在は入院し…
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堀ちえみさんが歌声披露 発声と食事は術後リハビリで守る
がんサバイバーのひとりとして、タレント・堀ちえみさん(53)の復活はうれしい限りです。昨年2月にステージ4の舌がんで舌を切除し、再建する手術を受けていますが、手術後初めて歌声を披露しました。 …
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たいめいけん三代目は9月下旬に 現役世代のがん手術日は?
これも、一病息災かもしれません。先日、お2人の方に頭痛をキッカケに早期のがんが見つかりました。 1人はお笑いコンビ「おぎやはぎ」の小木博明さん(49)です。片頭痛治療の余った時間で、ほかの検…