童貞を卒業したい二宮和也らの豪華青春コメディー

公開日: 更新日:

 ニノの“会員番号01ショーちゃん”は釈由美子(当時25)の“いすず先生”に妄想と股間を膨らませ、成宮の“会員番号02ウダやん”は自他ともに認める戸腰のエロ王子。山Pの“会員番号03ケンケン”は鉄ヲタで、小栗の“会員番号04コーくん”はサッカー部のキャプテンでナルシシスト。この4人の共通の初恋相手が鈴木杏(当時16)の“チエ”で、会員番号05。

 メイン演出は当時絶好調の堤幸彦氏。昭和みたいに“ズバリ”の場面はなくても、“気まずい描写”が毎回暴走した。そんな中でニノに「セックスしたいからするんじゃなくて、その人としたいからする」なんて、当時の高校生が真似しそうなセリフを言わせたり。男好きな“いすず先生”のTシャツが毎回面白かったり……。

 視聴率は全11話平均で10%ちょいだったけど、メンツが豪華だったこともあって、今でも配信などで人気がある。あの4人なら、感動に寄せた青春物語でもイケただろうに、あえて“エッチ”に振り切ったのは、なんでだろー? そしてこのドラマを語るとき、出てないのに蒼井そらや及川奈央や長瀬愛が浮かんじゃうのは、ななななんでだろ──?

(テレビコラムニスト・亀井徳明)

【連載】あの頃、テレビドラマは熱かった

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    打線強化急務の巨人が今オフ、トレード獲得に舌なめずりする日本ハム2選手の名前

  2. 2

    日本ハム助っ人レイエスに「70万ドル請求訴訟」 タティスJr.も敗れた“収入10%契約”の落とし穴

  3. 3

    日テレが“打倒 VIVANT”へ総力をかけて挑むドラマ「俺たちの箱根駅伝」の勝算

  4. 4

    経済閣僚から相次ぐ「高市総理はリフレじゃない!」の無責任…にじむのは露骨な米国への配慮

  5. 5

    何ら新味なかった高市改造人事で期待できるとすれば、勢いづいた藤田維新の“大暴れ”くらいか?

  1. 6

    歌番組を見ながら紅白を考えた…来春メンバーが2人になる純烈が気になる

  2. 7

    維新から入閣の中司宏新大臣に案の定「裏金疑惑」…高市内閣は支持率20ポイント暴落もある

  3. 8

    川島道行さんは闘病19年 脳腫瘍グレード2で5年生存率は7割

  4. 9

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  5. 10

    WEST.“史上最悪の空中分解”で前途暗雲…10年前のSMAP解散時を超える衝撃