米球界挑戦の横浜・織田翔希は間違いなく巨人入りに翻意する 松井監督誕生で見えた“説得の筋書き”
「そういうことか…と腑に落ちましたね」
巨人の元スカウトがこう言った。松井監督誕生と前日22日のドラフトでの横浜高・織田翔希(3年)の強行指名、巨人が2日連続で世間をあっと言わせたが、「2つは点と線でつながっている」とこう続けるのだ。
「松井監督の就任会見で巨人の山口寿一オーナーは、今季のレギュラーシーズン全日程が終了した後に監督要請を行い、ほぼ一週間後に受諾の答えをもらった、と言った。つまり、ドラフト前に就任が決まった可能性が高い。にもかかわらず、発表はドラフト翌日となった。ドラフトで松井監督を〝デビュー〟させることも可能だったのに、球団としては11年ぶりとなる監督不在で臨んだ」
“解説”は続く。
「現役時代に『裏切り者と言われても…』とまで言って夢のメジャー移籍を決断した松井監督が、米球界挑戦を表明した織田の夢を強行指名で邪魔をしたという印象をファンに与えるわけにはいきませんから。松井は就任会見で『ドラフトでどの選手を指名するか本当に知らなかった』と言っていましたが、それがウソだとは言いません。しかし、新監督としてドラフトに同席していたら、その言葉に疑念を抱かれるのは確か。新監督のイメージを守るためにも、松井とドラフトを切り離す必要があった。同じように、監督になった年のドラフトでいきなり1位選手の入団拒否なんて恥をかかすわけにはいきません。85年ドラフトで早大進学を表明していたPL学園の桑田真澄を1位指名したように、巨人は勝算のない勝負には出ないと思っていい。織田の入団にも勝算というか、確信があるのだと思う」


















