(9)独禁法違反疑い「AKB商法」の初出は2008年 「ファンから搾り取る」と評された「自分では選べない状態での購入」
運営サイドも自信を深める中で思わぬ落とし穴が待っていた。08年2月に8枚目のシングル「桜の花びらたち2008」をリリースした時である。CD1枚を購入すると、メンバー別に44種類あるポスターが1枚、付いてきた。さらなる特典が大問題に発展する。ポスターをすべて集めると特別イベントに招待されるというもの。この特典にあずかるには最低でも44枚のCDを購入しなければならないが、ポスターは自分では選べない。コンプリートするには途方もない費用がかかった。
「ファンから搾り取るAKB商法」と批判が高まったうえに、独禁法に抵触するとの指摘も出て、特典は中止に追い込まれた。この騒動が原因というわけではないが、同年の紅白歌合戦に選ばれることはなかった。(敬称略)



















