老いた親がよく転ぶ…それなら「治る痴呆症」の可能性あり

公開日: 更新日:

 1年後。“お漏らし”が増えた父親を近所のクリニックに連れていくと、「認知症のアルツハイマー病」と診断された。とうとう来たかと、Aさんは観念。処方された薬を飲ませることになった。

 その1年後、雑誌で「治る認知症」の症状を見て、父親にぴったり当てはまると思った。そこに紹介されていた病院を受診したところ、結果は認知症のひとつである「特発性正常圧水頭症」だった。後に説明する「タップテスト」後に手術を受けると、父親の症状は激変。2年前の“健康的で積極的で、口が達者な父親”が戻ってきた。

 特発性正常圧水頭症は、現時点で原因は不明だ。脳や脊髄の表面を覆い保護する役割の髄液が脳室にたまり、周囲の脳を圧迫して、歩行障害、物忘れ、排尿が間に合わないなどの症状が出てくる認知症の一種だ。

■手術で驚くほと改善

 認知症には、アルツハイマー病型、レビー小体型、脳血管性などいろいろあるが、特発性正常圧水頭症の決定的な違いは、「手術で治る」こと。ほかの認知症は、症状の進行を遅らせられても、ストップはできないし、“元通り”にはならない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・藤川監督に「裸の王様」の懸念 選手&スタッフを驚愕させた「コーチいびり」

  2. 2

    巨人はCSファーストSで敗退濃厚…今季DeNAと13勝12敗“ほぼ互角”に潜む落とし穴

  3. 3

    “引退説”の巨人・坂本勇人は来季も現役続行か…「特に二塁打記録更新には強い意欲」の証言

  4. 4

    簗農相「予算カット」恫喝発言が飛び火! 信じられない国交省調査で井林大臣は“火ダルマ”必至

  5. 5

    阪神が佐藤輝明のメジャー流出に備え“金満補強”か…吉田正尚、元MVPゴールドシュミットら浮上

  1. 6

    久保建英は所属クラブでの評価いまひとつ…人気俳優・福原遥との電撃婚でひと皮むけるのか

  2. 7

    『トゥ・オブ・アス』冷め切った関係で美しくハモる二度と共に歌えない2人の業

  3. 8

    壇蜜フルヌード「手取り33万円」の衝撃…芸能界“安すぎ”ギャラの相場と現在値

  4. 9

    (1)内閣改造をめぐる暗闘、そして保身…玉虫色の決着

  5. 10

    巨人2年連続V逸で再び始まる“見境なしの大補強”…床田、坂倉、吉田正尚に小園海斗まで照準