Dr.中川 がんサバイバーの知恵
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LUNA SEA真矢さんが発症…転移性の脳腫瘍は期待できる治療がある
人気バンド、LUNA SEAのドラム真矢さんが脳腫瘍との診断を受けたと報じられ、話題を呼んでいます。本人のインスタグラムによると、「脳神経外科でMRI検査を受けたところ、右側頭部に腫瘍が発見され、脳…
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マサ越前さんは34歳で肝臓に転移…若年性胃がんは遺伝子変異も影響する
「癌の状態が悪化したことに伴い至急入院して治療に入ることになりました」 Xで活動休止を発表したのは、元お笑いコンビ・トラッシュスターのメンバーで、現在は福井県のご当地ヒーローをプロデュースする…
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芸人ミッチェルさんは47歳で他界…「子宮体がん」不正出血はすぐに婦人科へ
音楽家で芸人のミッチェルさんが、子宮体がんで亡くなったと報じられました。享年47。昨年1月にステージ4bと診断され、リンパ節にも転移していたそうです。それでも気を取り直して前向きに活動を続けていたも…
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声優の櫻井智さんが他界…多臓器がんは複数あっても延命できる可能性も
声優の櫻井智さんが多臓器がんで亡くなったことが報じられました。享年53。ご本人のXによると、「多臓器癌の症状が悪化したため8月4日に緊急入院となりましたが、症状が改善せずに誠に残念ながら8月13日に…
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釜本邦茂さんは孫の指摘で判明…喉頭がんステージ1は放射線で声帯を温存
日本サッカー界最高のストライカー・釜本邦茂さんが亡くなりました。享年81。私は暁星小から暁星高校のはじめまでサッカー部でした。運動会よりサッカー大会が重要な校風で、1968年のメキシコ五輪はとてもよ…
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「がんウイルス療法」のスゴイ成果と今後の課題…東大や岡山大などで続々
がんのウイルス療法が話題になっています。特定のウイルスの遺伝子を組み換えてがん細胞の中だけで増殖するようにして患者に投与すると、正常細胞を傷つけることなく、がん細胞のみを選択的に次々と破壊する仕組み…
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日本では肝臓がんは7割以上が予防可能…ランセットの提言で注目
2023年のデータで2万3000人の命を奪った肝臓がんは、5年生存率が36%と難治がんのひとつです。厄介ながんですが、予防できることをご存じでしょうか。英医学誌ランセットの肝臓がん委員会は、「世界で…
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光免疫療法は頭頚部がんで6割に効果あり…ほかの部位への可能性は?
光を照射してがん細胞を殺す光免疫療法が注目されています。世界に先駆けて日本で承認されたのは2020年9月。21年1月から切除不能な再発・転移性頭頚部がんに限って保険適用されています。 そんな…
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女優カン・ソハさんが31歳で他界…「胃がん」遺伝子変異で若年発症のリスク
韓国女優のカン・ソハさんが胃がんで亡くなったと報じられました。31歳の若さです。 報道によれば、昨年、映画の撮影を終えると不調を感じたようで、検査の結果、胃がんと診断。その後、抗がん剤で治療…
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熊田曜子さんが受診を投稿…子宮頚がんは2段構えの検査で発見率ほぼ100%
タレントの熊田曜子さん(43)が「子宮頚がん検診」とのタイトルで投稿したブログが話題を呼んでいます。検診そのものは女性ならおなじみでしょうが、自身のYouTubeのリンクが張られていて、その後の精密…
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歌手・蒼一心さん公表の大腸がん…夏は検便が偽陰性になるリスクが2割
読者の皆さんはがん検診を受けているでしょうか。歌手の蒼一心さん(42)は血便をキッカケに医療機関を受診したところステージ3の大腸がんと判明。しかし、1年ほど前から突然の腹痛や吐き気、めまいといった症…
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すい臓がん治療「MRリニアック」の画期的な成果…北村総一朗さんは治療後2年で転移なし
俳優の北村総一朗さん(89)が、すい臓がんの闘病生活についてブログに投稿したことが話題です。「(7日に受けた)ペットCTの結果を携えQST病院にてMRIの検査を受けた。どうやら癌は多少大きくなってい…
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日本での「胃がん」は近い将来激減する可能性…ピロリ菌の感染率が影響
日本で胃がんの9割以上は、ピロリ菌感染が原因といわれています。感染率は年齢が上がるほど高く、60代以上は80%と高率ですから、中高年は除菌を勧められたことがあるかもしれません。 国立がん研究…
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がん治療情報の44%がウソ…ネット上で本物を見極める“眼力”を
日常生活の情報収集でネット検索やSNSは、欠かせません。病気についてもそうでしょう。外来で患者さんとお話ししていると、ネットで仕入れたと思われる情報を耳にすることが少なくありません。読者の皆さんはい…
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つボイノリオさんも公表…「前立腺がん」最新の放射線治療は週末2回でOK
高齢化に伴って前立腺がんを患う人が増えています。全国がん登録によれば、2000年に2万人ほどだった罹患数は、21年には9万5584人と10万人近くになっているのです。 この男性で最も多いがん…
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プロレスラー橋本友彦さんが公表…「肝臓がん」で手術できないケースの治療法
肝臓はとても重要な臓器で、栄養素の代謝や解毒作用、胆汁の生成・分泌、エネルギーの貯蔵などを担っています。そこにできる腫瘍が肝臓がんです。プロレスラーの橋本友彦さん(47)は、肝臓がんの再発で治療に専…
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膀胱がんの5割はたばこが関係…他界した小倉智昭さんもリスク知らず
たばことがんの関係というと、一般の方は肺がんを思い浮かべるかもしれません。肺もそうですが、膀胱もたばこの影響を受けやすいことが知られています。 韓国では、40歳以上の閉経女性約136万人を追…
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定年退職後の“健診スルー”でがんが進行するリスク…野村邦丸さんは1回も受けず
春の健康診断シーズンです。企業や団体の近くでは健診車両が停車し、社員の方々がエックス線検査などの順番待ちをしている光景を見かけます。会社に勤めている方は年に1回の健康診断が義務づけられていて、そこに…
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青木さやかさんは支払いゼロ…がん保険では「ステージ0」の上皮内新生物は対象外も
タレントの青木さやかさん(52)は、2017年と19年に肺腺がんを治療されたことが多くのメディアで報じられています。先月30日放送されたNHKの番組「あさイチ」では、がんの医療費などについて特集。出…
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秋野暢子さんは5回目を報告…「食道がん」治療後の経過観察と内視鏡治療
がん治療はゴールデンウイークも関係がありません。女優の秋野暢子さん(68)は自らのブログに「ゴールデンウィークは鬼退治」とのタイトルで食道がんの治療を受けていたことを報告しています。 3年前…