Dr.中川 がんサバイバーの知恵
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立花理佐さんは5年寛解を報告…「大腸がん」低年齢化で心掛けること
「一応5年寛解といってしまっていいのかわからないけど、支えてくださった皆さま本当にありがとうございます」 直腸がんで闘病している女優の立花理佐さん(54)が診断から5年が過ぎた検査で「異常なし…
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前立腺がん…転移が少ないタイプは放射線が標準治療
前立腺がんで闘病中のバイデン前米大統領(82)が放射線治療を受けていると報じられました。治療は5週間だそうです。今回の治療選択には重要なポイントが含まれているので、掘り下げてみましょう。 バ…
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山瀬まみさんは子宮体がん闘病中に…がんによる脳梗塞は劇的に発症するケースも
タレントの山瀬まみさん(56=写真)が、自らパートナーを務めるラジオ番組で子宮体がんであることを公表し、話題を呼んでいます。7カ月ほど出演を休んで子宮や卵巣、リンパ節などを全摘。その手術はうまくいっ…
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「がん検診」の結果は画像もまとめて受け取る…静岡がんセンターを遺族が提訴
静岡がんセンターをめぐるトラブルが報じられて話題を呼んでいます。報道された内容を大まかに振り返ると、次の通りです。 80代の男性は2020年10月に静岡がんセンターでマルチスライスCTを使っ…
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性交渉で感染するタイプの中咽頭がんは放射線がよく効く…ワッキーはリスクないのに発症
「信じられなかった。受け入れられなかったというか」 テレビ番組で中咽頭がんと診断された5年前の心境を振り返ったのは、お笑いコンビ「ペナルティ」のワッキーさん(53)です。「たばこ吸わないし、酒…
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石橋貴明さんは激やせ…抗がん剤治療の継続には筋肉量の維持が重要
がんで闘病中のタレント石橋貴明さん(63)が激やせされたことが話題を呼んでいます。本人自ら動画でがんを報告した時、食道がんを早期に発見できたということでしたが、その後、咽頭がんも別に発症していたこと…
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LUNA SEA真矢さんが発症…転移性の脳腫瘍は期待できる治療がある
人気バンド、LUNA SEAのドラム真矢さんが脳腫瘍との診断を受けたと報じられ、話題を呼んでいます。本人のインスタグラムによると、「脳神経外科でMRI検査を受けたところ、右側頭部に腫瘍が発見され、脳…
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マサ越前さんは34歳で肝臓に転移…若年性胃がんは遺伝子変異も影響する
「癌の状態が悪化したことに伴い至急入院して治療に入ることになりました」 Xで活動休止を発表したのは、元お笑いコンビ・トラッシュスターのメンバーで、現在は福井県のご当地ヒーローをプロデュースする…
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芸人ミッチェルさんは47歳で他界…「子宮体がん」不正出血はすぐに婦人科へ
音楽家で芸人のミッチェルさんが、子宮体がんで亡くなったと報じられました。享年47。昨年1月にステージ4bと診断され、リンパ節にも転移していたそうです。それでも気を取り直して前向きに活動を続けていたも…
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声優の櫻井智さんが他界…多臓器がんは複数あっても延命できる可能性も
声優の櫻井智さんが多臓器がんで亡くなったことが報じられました。享年53。ご本人のXによると、「多臓器癌の症状が悪化したため8月4日に緊急入院となりましたが、症状が改善せずに誠に残念ながら8月13日に…
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釜本邦茂さんは孫の指摘で判明…喉頭がんステージ1は放射線で声帯を温存
日本サッカー界最高のストライカー・釜本邦茂さんが亡くなりました。享年81。私は暁星小から暁星高校のはじめまでサッカー部でした。運動会よりサッカー大会が重要な校風で、1968年のメキシコ五輪はとてもよ…
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「がんウイルス療法」のスゴイ成果と今後の課題…東大や岡山大などで続々
がんのウイルス療法が話題になっています。特定のウイルスの遺伝子を組み換えてがん細胞の中だけで増殖するようにして患者に投与すると、正常細胞を傷つけることなく、がん細胞のみを選択的に次々と破壊する仕組み…
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日本では肝臓がんは7割以上が予防可能…ランセットの提言で注目
2023年のデータで2万3000人の命を奪った肝臓がんは、5年生存率が36%と難治がんのひとつです。厄介ながんですが、予防できることをご存じでしょうか。英医学誌ランセットの肝臓がん委員会は、「世界で…
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光免疫療法は頭頚部がんで6割に効果あり…ほかの部位への可能性は?
光を照射してがん細胞を殺す光免疫療法が注目されています。世界に先駆けて日本で承認されたのは2020年9月。21年1月から切除不能な再発・転移性頭頚部がんに限って保険適用されています。 そんな…
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女優カン・ソハさんが31歳で他界…「胃がん」遺伝子変異で若年発症のリスク
韓国女優のカン・ソハさんが胃がんで亡くなったと報じられました。31歳の若さです。 報道によれば、昨年、映画の撮影を終えると不調を感じたようで、検査の結果、胃がんと診断。その後、抗がん剤で治療…
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熊田曜子さんが受診を投稿…子宮頚がんは2段構えの検査で発見率ほぼ100%
タレントの熊田曜子さん(43)が「子宮頚がん検診」とのタイトルで投稿したブログが話題を呼んでいます。検診そのものは女性ならおなじみでしょうが、自身のYouTubeのリンクが張られていて、その後の精密…
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歌手・蒼一心さん公表の大腸がん…夏は検便が偽陰性になるリスクが2割
読者の皆さんはがん検診を受けているでしょうか。歌手の蒼一心さん(42)は血便をキッカケに医療機関を受診したところステージ3の大腸がんと判明。しかし、1年ほど前から突然の腹痛や吐き気、めまいといった症…
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すい臓がん治療「MRリニアック」の画期的な成果…北村総一朗さんは治療後2年で転移なし
俳優の北村総一朗さん(89)が、すい臓がんの闘病生活についてブログに投稿したことが話題です。「(7日に受けた)ペットCTの結果を携えQST病院にてMRIの検査を受けた。どうやら癌は多少大きくなってい…
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日本での「胃がん」は近い将来激減する可能性…ピロリ菌の感染率が影響
日本で胃がんの9割以上は、ピロリ菌感染が原因といわれています。感染率は年齢が上がるほど高く、60代以上は80%と高率ですから、中高年は除菌を勧められたことがあるかもしれません。 国立がん研究…
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がん治療情報の44%がウソ…ネット上で本物を見極める“眼力”を
日常生活の情報収集でネット検索やSNSは、欠かせません。病気についてもそうでしょう。外来で患者さんとお話ししていると、ネットで仕入れたと思われる情報を耳にすることが少なくありません。読者の皆さんはい…
