役に立つオモシロ医学論文
-

仕事のストレスは「幸福感」と「睡眠」をどう変えるのか? 50~66歳の労働者45人を調査すると…
職場は一日のうちで長い時間を過ごす場所であり、高齢の労働者にとっては、身体活動量の維持や社会的な孤立を防ぐうえでも重要な環境だと言えましょう。 一方で、仕事上のストレスや人間関係の悪化は、健…
-

スマホの「音楽ストリーミング」と「交通事故死」の関連性
カメラやレーダーなどを活用した運転支援システムの普及によって、自動車の安全技術は飛躍的に向上しました。一方で、米国では交通事故による死亡者数が増加傾向にあります。その要因として、スマートフォンの高性…
-

曇天が心に落とす影…日照ゼロや気温上昇でメンタルヘルスが悪化する
精神的な健康状態(メンタルヘルス)に影響を与える要因の一つに気象条件を挙げることができます。例えば、日照時間の短さは不安や抑うつ症状に関連していることが知られています。 一方、これまでに報告…
-

「ゴルフ」の継続で認知機能低下リスクが39%減少する
適度な運動は、認知症リスクの低下と関連することが知られています。動物を対象とした研究では、身体活動量の増加が神経細胞の活性化を促し、脳の学習能力や記憶力を高める可能性が報告されていました。 …
-

頻発する下痢や便秘は「大腸がん」のサイン? ドイツ6.5万人調査
食生活の欧米化や高齢化などによって、大腸がんを患う人は世界的に増加しています。特に喫煙や食物繊維の不足、加工食品の過度な摂取、飲酒、肥満などは、大腸がんの危険因子として知られています。そのため、バラ…
-

インフルエンザワクチンの接種は午前中にすべき? 午後にすべき?
睡眠や覚醒、体温、ホルモンバランスなど、生物の生理現象は約24時間の周期で規則的に変化することが知られていて、このような生体周期リズムを「概日リズム」と呼びます。 免疫の機能についても、概日…
-

高断熱住宅に転居すると血圧が低下する? 日本血圧学会の学会誌で報告
血圧は、気温が下がると上昇する傾向にあります。そのため、冬季には血圧が上昇しやすいだけでなく、心臓病の発症リスクも増加することが知られています。その意味では、生活環境における寒暖差を少なくすることで…
-

保護者の料理スキルが子供のレジリエンスを育てる…「おふくろの味」は心の特効薬?
思春期は、児童期から成人期へ移行する過渡期であり、ホルモンバランスの乱れから、うつ病や不安障害などの精神疾患を発症しやすい時期です。そのため、思春期における適応能力や社会的な行動力を育むことは、健康…
-

食品保存料が高血圧や心血管疾患のリスクになる? 欧州心臓病学会誌が掲載
食品に添加される保存料は、微生物による腐敗や病原菌の増殖を防ぎ、賞味期限を延ばす役割を担っています。また、クエン酸やビタミンEなど、保存料として用いられる物質の中には、血圧を下げたり心臓病のリスクを…
-

ガソリンスタンド近くの居住が子供に及ぼす影響は? カナダが新生児82万人対象に調査
15歳未満の子供が発症するがんを「小児がん」と呼びます。小児がんの多くは血液のがんである白血病で、小児がん全体の3分の1を占めると推計されています。 小児がんの明確な発症メカニズムは不明です…
-

1日10グラムのアーモンドがアルツハイマー病の抑制に好影響
アルツハイマー型認知症(以下、アルツハイマー病)の治療に用いられる薬は、病状の進行を遅らせる程度の効果しか期待できません。ただし、植物由来のポリフェノールやフラボノイドなどの成分には、神経の保護作用…
-

軽度認知障害は認知症の前段階? 最新の研究データが示す移行速度
軽い物忘れや集中力の低下など、生活には支障がないものの、記憶や判断力が衰えた状態を軽度認知障害(MCI)と呼びます。 軽度認知障害は、正常な加齢と認知症の中間に位置する状態であり、アルツハイ…
-

インフルエンザワクチン接種で認知症のリスクが低下する⁉
近年、帯状疱疹ワクチンやインフルエンザワクチンの接種が、アルツハイマー型認知症(以下、アルツハイマー病)の予防に効果的である可能性が指摘されています。 ワクチンがアルツハイマー病のリスクを低…
-

現代人の顔はより「立体的」に? 100年前の頭蓋骨を比較
世界情勢や地球環境は、100年間で劇的に変化しました。テクノロジーの進化や医療技術の発展に加え、人の栄養状態や生活様式も大きく様変わりしたはずです。 かつて、日本人の体格は欧米人と比べて小柄…
-

貧困からの脱却が高齢期の抑うつを防ぐ? 日本の高齢者1300人のデータから判明
高齢期におけるうつ病は、認知症や社会的な孤立、身体機能の低下と関連していることが知られています。抑うつ気分をもたらす要因はさまざまですが、経済的な困窮がもたらすストレスは、うつ病の発症と強い関連があ…
-

異常気象が犯罪件数の増加をもたらす? 豪雨と犯罪リスクの関係
社会環境の変化は、人の行動パターンにも大きな影響を及ぼし、犯罪の機会を増大させることが知られています。近年では、地球規模の気候変動により、集中的な豪雨や猛暑、竜巻の発生など、異常気象の発生頻度が増加…
-

子供を叩くしつけは発達の遅れに関連? 幼児期の発達と行動に及ぼす影響
0歳~就学前の乳幼児期は、子供の健康や学習、情緒的な幸福感を形作る上で重要な時期だと考えられています。 一方、低~中所得国では、貧困や学習機会の不足などに加えて、養育者による暴力的なしつけが…
-

月に1回のお酒の飲みすぎで肝硬変になるのか…リスク2.8倍増
お酒は「飲み過ぎ」が良くないといわれます。この場合の飲み過ぎというのは、1日に日本酒1合、ビール500ミリリットルを超えるくらいです。ただこうした基準はあくまで平均した場合の話で、例えば月に1回深酒…
-

「厄介な人」が老化を加速させる…最新研究が解き明かす人間関係の代償
他人との関わりは、日常生活を豊かにする一方で、厄介なもめ事やトラブルなどが生じることも少なくありません。日常生活で関わる他人のうち、しばしばストレスやトラブルをもたらす厄介な人は「ハスラー」と呼ばれ…
-

「シルバーマーク」の追突事故の防止効果 大規模データの分析が示す意外な事実
高齢化が進む日本において、高齢運転者における交通安全の確保は、重要な社会課題として認識されています。 これまで、70歳以上の運転者に対する講習や、75歳以上の運転者に対する認知機能検査など、…
