青森みちのく+岩手+秋田…北東北3行統合「東北最大の地銀誕生」の舞台裏
「青森みちのく銀行」を傘下に持つプロクレアホールディングス(HD)、「岩手銀行」、「秋田銀行」の3行は、2日、経営統合に向けた協議を始めると発表した。2028年4月の統合を目指す。
経営統合が実現すれば、3行を合算した総資産は13兆円規模となる。宮城県地盤の七十七銀行の10兆円を超え、東北最大の地銀グループが誕生する。
この3行統合について、地銀関係者からは、「今回の3行統合に違和感はない。全国に先駆けて人口減少が進む東北地方で県境を越えて統合するのは必然の流れ。1県1行でも限界だったはず」(地銀幹部)との意見が聞かれる。
下地はあった。
3行は20年以上前から連携を深めてきた関係にある。旧青森銀行、岩手銀、秋田銀は2000年からATMの相互開放を始め、2003年には取引先のビジネスマッチングに取り組む枠組みも立ち上げた。
2021年5月には青森銀とみちのく銀行が経営統合(プロクレアHD)に向けた合意を発表し、昨年1月に「青森みちのく銀行」が発足したばかりだ。


















