吉野家の牛丼並盛が280円だった時代…今は498円、物価上昇だけでは説明できない価格差とは?
牛丼並盛が280円。そんな時代もあった。2001年、吉野家は牛丼並盛の価格を400円から280円に引き下げた。値下げ幅は120円、率にして30%。現在の通常価格498円(税込)と比べると、当時は218円安かったことになる。
吉野家の公式サイトによると、価格改定が行われたのは01年。「はやい」「うまい」と「やすい」を重視する方針を掲げ、店舗運営や仕入れなどを見直した。
だが、280円の牛丼は思わぬ転機を迎える。03年12月、米国で牛海綿状脳症(BSE)に感染した疑いのある牛が発見され、日本への米国産牛肉の輸入が停止された。吉野家は必要な牛肉の確保が困難になり、04年2月11日に国内での牛丼販売を休止したのだ。
店頭では代わりに豚丼などが販売された。
05年2月11日には、確保した米国産牛肉を使って1日限定で牛丼を販売。06年9月18日には、米国産牛肉の輸入再開を受け、100万食限定の「牛丼復活祭」を実施した。08年3月には24時間販売も再開している。


















