著者のコラム一覧
森岡英樹経済ジャーナリスト

1957年生まれ。早稲田大学卒業後、 経済記者となる。1997年、米コンサルタント会社「グリニッチ・ アソシエイト」のシニア・リサーチ・アソシエイト。並びに「パラゲイト ・コンサルタンツ」シニア・アドバイザーを兼任。2004年にジャーナリストとして独立。

愛媛の地銀2行が統合へ…お家芸の船舶融資で相乗効果

公開日: 更新日:

 愛媛県地盤の伊予銀行を傘下に持ついよぎんホールディングス(HD、松山市)と、愛媛銀行(同)が24日、経営統合で基本合意した。2027年4月にいよぎんHDが愛媛銀行を完全子会社化し、同6月の定時株主総会で商号変更を諮る。統合により、連結総資産が12兆6000億円規模(26年3月末時点)の地方銀行グループが誕生することになる。

高市政権の成長戦略を受けた地銀統合ですね。狙いは船舶融資(シップファイナンス)のテコ入れと造船業界の再編でしょう」(メガバンク幹部)

 政府は6月下旬、新たな成長戦略の策定に向けて、AI(人工知能)・半導体や造船など17の戦略分野に官民が連携して投資する規模を、40年度までに「総額370兆円を超える」と想定する計画をまとめた。

 このうち造船に関しては、次世代船舶で34年度までに1兆円。船舶修繕で35年度までに1000億円の投資が挙げられている。また、LNG(液化天然ガス)運搬船については関係者間での検討を引き続き進めつつ、今後精査するとされた。

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