盛り上がらない横浜市長選は「パワハラ前職vs無名弁護士」が軸…原沢陣営が警戒する山中竹春氏の“抱きつき戦術”
パワハラ市政の継続が焦点の横浜市長選(18日投開票)は、依然として盛り上がりを欠いている。さもありなんだ。選挙戦の軸は前職の山中竹春氏(54)と、自民党神奈川県連などが推す弁護士の原沢敦美氏(59)。苛烈なパワハラにより、再選から1年で辞職に追い込まれた張本人が「市民目線」「生活者目線」を訴え、出直しを期しているのだから鼻白む。「職員目線」はまた不在か。一方、無名の対抗馬は政策の訴えすらままならない。
■山中竹春氏はひたすらチラシ配り
両者の戦い方は対照的だ。山中氏はヤジを恐れてかステルス戦を徹底。自民県連、日本維新の会県総支部、国民民主県連が推薦し、公明党市議団の支持する原沢氏はセオリー通りに遊説日程を予告するものの、演説はしないに等しい。6日の大倉山駅前の街頭演説でも「横浜を明るく楽しい街に」などと1分半ほど話しただけ。通行人にひたすらチラシを配り、写真撮影に応じるだけだった。その間、自民市議がマイクを握り続けた。
「地元財界の打診を受けた原沢氏がその気になり、自民党横浜市連も『女性』『JAL整備士を経て弁護士』というスペックに飛びついたものの、弁護士としての実務経験に乏しいし、問題意識が希薄。だから市連の熱量は上がらない。市連も本人も『しまった』と思いながら、選挙戦に突入してしまった格好です。かたや、失うものがない山中氏は死に物狂い。情勢次第では原沢氏に副市長就任を内々に打診し、抱きつくんじゃないかと警戒する声も上がっている。政治経験のない原沢氏はそのあたりも鈍いですから、ホイホイ乗っかりそうな危うさがある」(市政関係者)


















