グローブや注射器は枯渇、肥料高騰でコメ生産減も…まだまだ続く中東ショックが「命の現場」医療&農業を直撃
さらに、肥料の原料は、世界的に中東への依存度が高い。ホルムズ海峡封鎖の影響で需給が逼迫し、価格が上昇。とりわけ、コメ生産への影響が懸念されている。
■暮らしへの影響はこれから本番
「今年はどうにか確保できても、経営の厳しい生産者は来年、肥料の節約を迫られるでしょう。その結果、今年と比べて1~2割ほど生産量が減少してしまう可能性さえあります」(コメ卸売業界関係者)
高市政権が中東情勢への対応で“やってる感”を演出しても、窮状は依然として変わらない。
「政府が『供給量は足りている』と連呼しても、地方ではシンナーなど石油由来製品の不足がみられ、価格も高騰しています。そもそも、中東情勢で海運が滞り、海上運賃は右肩上がりです。コストの増加分はもちろん、末端価格に転嫁されます。ホルムズ海峡が正常化するまで、石油由来製品など中東依存度の高い資材価格は、まだまだ上昇していくでしょう」(コネクトエネルギー合同会社CEO・境野春彦氏)
中東ショックの暮らしへの影響は、これからが本番だ。
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