カルビー「白黒ポテチ」に透ける石油ショックの深刻度…ナフサ不足が大手菓子メーカーを直撃
米国とイスラエルによるイラン攻撃から約2カ月半。長引く中東情勢の混乱が日本の大手菓子メーカーを直撃だ。
カルビーは12日、中東情勢の緊迫化に伴い印刷インクの調達が不安定になっているとして、「ポテトチップス」や「かっぱえびせん」など主力商品計14品のパッケージを白黒2色に変更すると発表。今月25日以降、順次「白黒包装」が店頭に並ぶ。商品の品質そのものに影響はないという。
変更後のポテチの袋には「石油原料節約パッケージ」の文字が表記されている一方、ポテチ発売の翌1976年からパッケージを彩ってきた通称「ポテト坊や」の姿はない。あのお馴染みキャラクターもナフサ不足には抗えなかったようだ。
「対象の商品は生産量が多く、まず安定供給を図る観点から包装の見直しを判断しました。通常、銀の袋にベースとなる白色を載せ、その上から5~7色を使ってフィルム印刷しているのですが、白と黒で調整することで印刷用溶剤の削減が可能であると見込んでいます。大きな反響をいただいていると受け止めています」(カルビー広報部)
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