何が「負担軽減」だ! 社会保険料は下がらず、高額療養費引き上げは「パブコメ」ガン無視の愚
一方、保険給付は削りにかかるのが自維政権のスタンスだ。がん・難病患者らのセーフティーネットである高額療養費の自己負担上限額を今年8月に続き、来年8月も引き上げようとしている。
年収650万円の場合、現行の月8万5800円から月11万400円へと跳ね上がるのだが、政府はお構いなし。今年6~7月に実施した上限額引き上げに関するパブリックコメントに対し、反対が大半を占める約5300件もの意見が寄せられたにもかかわらず、先週16日の参院予算委で次のように言い放った。
「さまざまなご意見をいただきましたけれども、具体的にこの見直し(上限額引き上げ)をさらに見直したということはございません」(厚労省保険局長)
申し訳程度に「(意見を)真摯に受け止めて今後の運用などに反映していきたい」と付け加えたが、国民の意見をガン無視したことに変わりはない。これには質問した立憲民主党の山内佳菜子議員も「一体、何のためのパブリックコメントなのでしょうか」と呆れ気味だった。
保険料負担を増やし、病人イジメに精を出す政権に、社会保障をいじらせてはダメだ。


















