分厚い選手層で首位独走 セV3確実の広島支える育成の秘密

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「大学、社会人選手とは別に、高卒選手をしっかり育てている。2年目右腕のアドゥワはオープン戦の好投が認められて開幕一軍に抜擢され、すでに戦力になっている。先日、プロ初セーブを挙げた3年目左腕の高橋樹や、2年目左腕の高橋昂、捕手の坂倉も1~2年もすれば、一軍の主力になるでしょう。鈴木や中崎などは高卒4年目に急成長を遂げている。広島は二軍で結果を残した選手を必ず一軍で起用する。そこでもし結果が出なくても、二軍で鍛え直す。4~5年をかけて一軍戦力に育てる方針は脈々と続いています」

 別のセ球団の野手コーチはこんな指摘をする。

「広島は足を使える選手が多い。単純な足の速さはもちろん、走塁に隙がない。技術や意識、意欲が高いのです。ウチを含めて5球団はそこが足りない。たとえば今年のドラフトで、大阪桐蔭の藤原君のような足がある選手を獲得しても、1年目から一軍でバリバリやれる選手は少ない。育成に時間がかかることを考えると、あと3年は広島の優位が続いてもおかしくない」

 巨人などライバル球団の多くは育成に苦慮している。セの「広島王国」はしばらく続きそうだ。

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