広島・鈴木誠也が明かす 高校時代は「練習大嫌いだった」

公開日: 更新日:

 早ければ8日にも優勝マジックが点灯する広島。チームで中軸を任されている鈴木誠也(23)が5日、DeNA戦で左翼スタンド上段に突き刺さる17号本塁打を放った。

 この日は夏の全国高校野球が開幕。母校の二松学舎大付は2年連続出場を果たしている。自身は高校3年間で甲子園と無縁だったが、鈴木の父は「勉強する暇があるなら走ってこい」という“リアル巨人の星”。鈴木は「もっと勉強しておけばと思うことは今でもあるけど、『目の前の野球に集中しろ。そうすれば何とかなる』というのが親父の教えだった」と振り返る。

 二松学舎大付は全寮制ではないが、「親元から離れたくて。自立のため? いや、反抗期です。毎日ケンカばかりだったので」と自ら寮生活を選んだ。

「練習が大嫌いでしたね。僕は野球が単純に大好きで、試合に出るのが楽しかった。バッティングやスローイングの練習は好きでしたけど、ティーやランニングは大嫌い。ウエートも全然やっていなかった。抜きながらやっているのがバレて、(市原)監督に『しっかりやれ』と怒られても、『いやあ、すいません』とうまくはぐらかしていた」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  3. 3

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  4. 4

    巨人阿部監督はたった1年で崖っぷち…阪神と藤川監督にクビを飛ばされる3人の監督

  5. 5

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  1. 6

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  2. 7

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  3. 8

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  4. 9

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  5. 10

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い