ロッテ佐々木朗希「6回1安打11K無四球」は慣らし運転 コーチが舌を巻くWBC後の劇的変化
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これが「慣らし運転」というのだから恐ろしい。
6日、ロッテの佐々木朗希（21）が、日本ハム戦に先発。WBC明けの今季初登板という事情もあり、80球で降板したものの、6回1安打11奪三振、無四球。初回にはこの日MAXの164キロをマークするなど160キロ台を連発し、赤子の手をひねるように日ハム打線を抑えた。
WBCで投手コーチを務めたロッテの吉井監督は大会後、佐々木について「悪く言えば傲慢に、良く言えば自信をつけた」と評していた。
小野投手コーチは「具体的に何が変わったかと言われると難しいんですが……」と、こう続ける。
「WBCを経て、何かが変わったのはわかります。練習や試合の準備など、やってることは以前と同じなんですが、（WBCに行く前と比べて）明らかに気持ちが入っている。成長した？ 大人になった？ うーん、どう変わったか、うまく言葉にできればいいんですが、難しいですね……」
佐々木はWBCで2試合に先発し、チェコ戦は3回3分の2を1失点。メジャーリーガー揃いのメキシコ戦は抜けたフォークで一発を浴び、4回3失点。とはいえ、失投を打たれただけで、3回までは2安打しか許していない。
