馬場皐輔が巨人入団も“投手かき集め補強”で右打者がいない！ 7人激減の異常事態

入団会見に臨む馬場（Ｃ）共同通信社

「ちょっと心配なのは北村がいなくなったことによって、右打者が本当にいなくなっちゃったこと。広岡はオリックスに出してしまい、石川はロッテ、ウォーカーがソフトバンク、中田、中島は中日。松田は引退、ブリンソンも退団。（いるのは）坂本と岡本ぐらいで、右打者が7人もいなくなってしまった」

　その坂本は14日で35歳になる。主砲・岡本にしてもメジャー志向があるため将来的には不透明である。

　さる巨人OBがこう言った。

「若手の主力・有望株は吉川、秋広、門脇と左打者がズラリ。現状、右の代打要員はオコエくらいしか見当たらない。代打の切り札候補で複数年契約中だった中田に中日へ移籍されたことが想定外だったみたい。今季在籍したウォーカーとブリンソンが退団するため、右打者の新外国人選手を探しているようですが……」

　今季のチーム防御率はリーグ5位の3.39、救援防御率は同ワーストの3.81。2年連続Bクラスに終わったことで、巨人は投手集めに躍起になっているが、右打者がどんどんいなくなる事態に陥っている。