肥満
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定年を過ぎたらやせてはいけない…「脂肪」は敵ではなく味方なり
会社を離れて数カ月、「ストレスが減り、自然に体重が落ちてスリムになった」と喜ぶ定年退職者は少なくない。しかし、それは本当に健康にいいことなのか? 糖尿病専門医で「しんクリニック」(東京・蒲田)の辛浩基院長に話を聞いた。 「医師...
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話題の肥満薬はどこまで安全なのか…糖尿病なしの患者に投与
最近新しい肥満症の治療薬が発売され、大きな話題となっています。これはGLP-1受容体作動薬というタイプの薬で、もともとは糖尿病の治療薬として使用されていたものです。その後、臨床試験の結果、体重が減ることが確認されたので、糖尿病のない...
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(1)自覚がないから大丈夫…は間違い 脂肪肝が引き起こす怖い病気
肝臓は体内最大の臓器で、主に「栄養の代謝」「胆汁(脂肪などの消化を助け不要物を排出するための消化液)の生成」「(薬やアルコールなど血中の)有毒物質の分解」を行う。いわば体内最大の化学工場だ。そこに脂肪が蓄積する「脂肪肝」は恐ろしい病...
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日本肥満学会常務理事に聞く「GLP-1ダイエット」はなぜ問題なのか【前編】
数年前から話題の「GLP-1ダイエット」。「過度な食事制限なし、激しい運動なし」といううたい文句に引かれている人もいるのではないか。クリニックが提唱していることもあり、一見“医学的に正しいダイエット”のようだが、実はさまざまな問題、...
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食品に含まれる「見えない糖質」に気をつけろ…糖尿病や肥満の原因に
気温がぐんぐん上昇し、体のシルエットが気になる季節がやってきた。薄着に備えダイエットを始めた人もいるのではないか。なかには「日頃から糖質の多いごはんやパン、麺類を減らし、甘いものも食べてないのに太っている」と不思議に思っている人もい...
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肥満症の特効薬は睡眠時無呼吸症候群も治す…発売元の製薬会社が発表
肥満症の特効薬「ゼップバウンド」が、睡眠時無呼吸症候群の症状も軽減すると、発売元のイーライリリー社が発表し、大きなニュースになっています。 睡眠時無呼吸症候群は、中等度では少なくとも1時間に15回呼吸が停止します。そのため十...
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30年ぶりの肥満薬の正体は2型糖尿病用注射薬…11月22日から公的保険の対象に
肥満に苦しむ人に朗報だ。11月22日から約30年ぶりに肥満症の新薬「ウゴービ®」(ノボノルディスクファーマ社、皮下注射薬)が本格的に医療現場で使われることが決まった。既に今年3月、肥満症の薬として承認されていたが、厚労相の諮問機関で...