佐藤輝明はWBC落選か? 大谷ジャパン30人は空前絶後の大混戦「沢村賞右腕・伊藤大海も保証なし」
「今回は入れる保証が全くないです」
来春WBCでの侍ジャパン入りについて、さるパ・リーグの主力選手がこう言って肩を落とす。
井端弘和代表監督が「日本がオールメジャーになる時代もいつか来るのかなと思ってる」と話したように、来春の大会はメジャーリーガーが続々と参戦を希望している。すでにドジャースの大谷翔平、山本由伸の代表入りが決定した一方、日本人メジャーリーガーの参加可否はMLBからの回答待ちの状況。国内勢の多くは選考中とみられている。
メジャー組は、前回2023年大会組の今永昇太(カブス)、松井裕樹(パドレス)、吉田正尚(レッドソックス)、17年大会組の鈴木誠也(カブス)、菅野智之(オリオールズFA)、千賀滉大(メッツ)が出場を希望しているという。菊池雄星(エンゼルス)も自らの口で初参戦への意欲を見せた。
■メジャー組は最大12人
今オフのメジャー挑戦組では村上宗隆(ヤクルト)、岡本和真(巨人)、今井達也(西武)の3人が出場を希望しているとみられる。
「仮に『メジャー組』が全員選出されれば、30人枠のうち12人を占めます。中でも先発投手の選考は熾烈を極めそうです。大谷が投手をやるとなれば、4人の『第1先発』を大谷、山本、今永、千賀、菊池、今井が争う。国内組に残されているのは『第2先発』の2枠程度。沢村賞を獲得した伊藤大海(日本ハム)、村上頌樹(阪神=最多勝)、才木浩人(同=最優秀防御率)らタイトルホルダーとて、確実に代表入りできる保証はありません」(前出の選手)
井端監督は投手に関して、前回大会時と同じ15人を登録するプランを持っている。代表関係者が言う。


















