Dr.中川 がんサバイバーの知恵
-
さいとう・たかをさんが永眠 膵臓がんは尾道方式ならステージ0でも発見
ギネス記録を更新している「ゴルゴ13」などで知られる漫画家さいとう・たかをさんの命を奪ったのは、すい臓がんでした。享年84。作品は、スタッフが協力し、今後も継続するそうです。さいとうさんの思いが受け…
-
小倉智昭さんは肺に…膀胱がん転移 GC療法で50%縮小、10%消失
キャスターの小倉智昭さん(74)が、膀胱がんが肺に転移したことを公表。6日から入院して抗がん剤治療で完治を目指すと報じられました。 2018年11月に膀胱がんを手術で全摘されると、自らの腸で…
-
サプリ服用者はがん再発率が高い 米臨床腫瘍学会誌で報告
「○○でがんが消えた」といった情報は、がん患者にはとても気になるでしょう。「○○」に入る言葉は、食材やサプリメントなどで、われわれがん専門医が見ると、効果が期待できないものが多い。今回は、そんなサプリ…
-
西郷輝彦さんは前立腺がんが「消えた」 最先端PSMA治療の効果とは
俳優・西郷輝彦さん(74)の前立腺がんが劇的に改善したことが話題となっています。西郷さんのユーチューブなどによると、ステージ4のがんを治すべく、豪州に渡り、最先端治療のPSMA治療を受けたそうです。…
-
がん患者ではコロナワクチンの副反応でPET検査に異常が出ることも
がん患者の中には、コロナ感染に不安を抱えている人が少なくありません。昨年10月に悪性リンパ腫であることを公表した米俳優ジェフ・ブリッジスさんが、コロナ感染から回復したことが話題を呼んでいます。 …
-
ワクチンの積極的勧奨再開へ…子宮頸がん検診が20歳で始まる意味
HPVワクチンをご存じですか。HPVは、ヒトパピローマウイルスを英語にした頭文字で、子宮頚がんの原因となるウイルスです。 その感染を防ぐワクチンは2013年に定期接種化されましたが、副反応問…
-
コロナワクチンに続き抗がん剤も不足 供給停止が相次ぐ理由
新型コロナウイルスのワクチン不足と同じような事態が、がんの治療薬でも起こってしまいました。アブラキサンと呼ばれる抗がん剤が、今年10月から一時的に供給停止になることが分かったのです。 原因は…
-
DJ KOOの陰性投稿が話題 「線虫」「犬」「血液」がん検査の強みと弱み
動物の嗅覚を利用してがんを早期発見する取り組みが広がっています。そのひとつは犬で、もうひとつは線虫です。どちらも尿のニオイを嗅ぎ分けて、15種類のがんの早期発見に結びつけようというもので、一般向けに…
-
難治性のスキルス性胃がんに分子標的薬が有効な可能性も
今年2月、現役時代も引退後もヤクルト一筋で活躍した安田猛さんの命を奪ったのは、スキルス性胃がんでした。享年73。2017年にステージ4と診断されたときは、「余命1年」といわれたそうですが、現役時代さ…
-
コロナ禍でのがん治療の遅れを回避するため医師に聞くべきこと
新型コロナウイルスの感染者が急速に広がり、各地で医療提供体制が逼迫しています。そんな状況から神奈川県の黒岩知事は6日、コロナ病床を確保するため、緊急性の低い入院や手術を一時停止するよう病院に要請しま…
-
体格と肺がんのリスク 身長170センチなら66キロで2割、55キロで5割増
頑張ってダイエットしている人には、気になるデータかもしれません。体格と肺がんのリスクを調べたところ、痩せている人の方が肺がんリスクが高い傾向が明らかになったのです。国立がん研究センター予防研究グルー…
-
riceボーカル櫻井有紀さんが喉頭がんの発症告白 早期なら放射線30回で完治
声帯は、声を出すのに重要な器官。そこにがんができたとブログで告白したのが、バンド「rice」のボーカル櫻井有紀さんです。 「この度喉(声)の不調の為、7.20(火)に全身麻酔下での喉頭微細手術…
-
俳優・辻萬長さんが治療で大河ドラマ降板 腎盂がんは30%が膀胱にも転移
残念なニュースです。俳優の辻萬長さん(77)が、腎盂がんの治療のため、来年の大河ドラマを降板すると報じられました。 腎盂は、腎臓の中にあり、じょうごのような役目を果たしています。糸球体で作ら…
-
東ちづるさんは内視鏡で切除 胃がんのセカンドオピニオンは消化器内科で
新型コロナ禍の拡大で受診を控える動きが問題となっています。女優の東ちづるさん(61)もそうだったようです。報道によると、胃潰瘍だと思い込んでギリギリまで我慢していた胃の痛みの正体は、胃がんだったとい…
-
大腸がんだった大島康徳さんは70歳で…高身長の人は生活改善を積極的に
中日や日本ハムで活躍した野球解説者の大島康徳さんが大腸がんのため亡くなりました。享年70。最期まで前向きにがんと向き合ってブログを更新し続ける姿は、多くのファンやがん患者に勇気を与えたと思います。 …
-
だいたひかるさんは順調 がんと不妊治療を両立させる女性のプランは3つ
晩婚化が進んでいるだけに、参考になるかもしれません。お笑いタレントのだいたひかるさん(46)は乳がんの治療を中断して不妊治療で子供を授かり、赤ちゃんが順調に成長していることをブログで報告。9週目の妊…
-
血液1滴でOKのがん検査 陽性ではセカンドオピニオンが不可欠
血液1滴で13種類のがんを早期発見――。夢のような技術が、もうすぐ実用化されそうです。 血液でがんを調べる検査は、腫瘍マーカーがあります。がんによって増える特定のタンパク質や酵素を調べる検査…
-
立川談笑は全摘も…超低&低リスク甲状腺がんは手術しない
落語家にとって声は命です。甲状腺がんの摘出手術を受けた立川談笑さん(55)が高座に復帰されたのは何よりのニュースでしょう。 肺の検診でたまたま甲状腺の腫瘍が見つかり、58ミリの大きさだったと…
-
小倉智昭は勃起しないが…男性機能はがん治療でこう変わる
膀胱がんや前立腺がん、直腸がんなどの手術で、勃起や射精に関係する神経が障害されると、性機能障害が起こることがあります。これらのがんは早期なら治りやすく、たとえば前立腺がんで腫瘍が前立腺にとどまってい…
-
5年では不足、「10年生存率」が必要なタイプのがんもある
がんの治療成績を示す指標に5年生存率があります。国立がん研究センターは、その2倍の期間の10年生存率を公表。話題を呼んでいます。2008年に全国のがん診療拠点病院などで診断された約24万人のデータを…