食品添加物とどう向き合うか
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(4)リスクは「ある」「なし」でなく「量」で考える…いい加減な情報にだまされない
2020年の消費者意向調査報告書によると、「添加物を使用していない旨の表示のある商品を購入している」と答えた人は、「いつも」「できる限り」「気づけば」が合わせて62%。その理由は、複数回答で「安全と…
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(3)食品添加物への消極姿勢が社会的・経済的損失を生む
保存料を使わない無添加食品は、食中毒リスクが増すだけではない。保存期間が短くなるため食品ロスが増え、社会的にも経済的にも悪影響を与える。そんな考えがある。どういうことか。引き続き日本食品安全協会代表…
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(2)ほとんどの野菜に発がん物質は含まれている
生では食欲が湧かない食材や食品も、食品添加物(添加物)のおかげで色合いも香りもよく、おいしく、長持ちする食品へ変身できる。被災地や独居の高齢者宅でも簡単においしく、元気になれる食品が食べられる。大き…
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(1)無添加はむしろ危ない…食品添加物は安全性が確認されている
いまや食品添加物(添加物)を使った加工食品は食品の多くを占め、なくてはならない存在だ。ところが、添加物を毛嫌いする人は多い。「食品の中に化学合成物質をいろいろ混ぜるのは怪しい」「昔の食品は純粋で安全…