25年ドラフト選手の“家庭の事情”
-

DeNA1位・小田康一郎 6人姉弟の5番目に誕生、ナイター照明完備の庭で英才教育を受けた
「今思えば、うるさかったけど賑やかで楽しかったですよ」 そう振り返るのは、父の康彦さん(58)だ。小田は6人姉弟の5番目。家族にとって待望の長男として生まれた。 上には、長女・遥さん(…
-

ヤクルト1位・松下歩叶 納得いかない試合の後は自ら志願、下級生に混ざってノックを受けた向上心
「いきなり呼ばれたので、ドキドキする間もありませんでした」 そう話すのは、松下の父の和徳さん(52)。ドラフト会議当日は、自宅で母の弥生さん(49)、弟の純大さん(15)とテレビの前にスタンバ…
-

日本ハム3位・大塚瑠晏 練習場まで片道2時間超…人気食堂を営む両親は小4息子の「自分で通える」を信じた
栃木駅から北西へ車を走らせ30分。山あいの旧道沿いに「峠の味どころ 大越路」が見えてくる。 1970年代、トラック運転手だった大塚の祖父が峠のドライブインとして開業。いまでは鹿沼産の蕎麦が名…
-

巨人2位・田和廉 京都出身、母との東京進出は親戚一家の一間から始まった
宇治川と桂川、鴨川に囲まれた京都市南部の伏見区。伏見稲荷大社や豊臣秀吉ゆかりの伏見城があり、周囲には古くから続く酒蔵が点在する歴史ある街で、田和は4人家族の次男として生まれた。母の真由美さん(52)…
-

ロッテ2位・毛利海大 父が語る炎天下の「やってよかった」荒療治…先輩の失策で不貞腐れた息子に喝入れた
「左腕投手って、かっこいいじゃないですか」 こう話す毛利の父・貴博さん(47)は、毛利が3歳の時におもちゃ屋で買った左利き用のグラブを持たせた。野球をさせたいというより、ほんの思いつきだった。…
-

中日1位・中西聖輝「甲子園優勝」でプロ入り決意も、土壇場で青学大進学に“翻意”した顛末
中西の父・あざみさん(48)は、墓の解体や撤去から各種手続き、墓じまい後の永代供養までをトータルでサポートする「株式会社 美匠」の社長を務めている。 高校時代に知り合った母・典子さん(48)…
-

阪神2位・谷端将伍 野球か、食べるか、寝るか…素振り1日1000回、汗と涙の「22畳」特訓
谷端が生まれ育った石川県白山市は、日本三名山の白山を源とする1級河川・手取川が流れる自然豊かな街だ。2005年に旧松任市などが合併して発足、県内最大の面積を誇る。 この地で土木工事業を営む「…
-

広島1位・平川蓮 甲子園常連高の名将の父が明かす「ドラ1」の育て方
平川の父で北海高(北海道)野球部監督を務める敦さん(54)は1998年に就任し、今年で28年目を迎えた。 甲子園出場は春3回、夏8回。2016年夏にはチームを準優勝に導いた名将だ。北海高時代…
-

ソフトB1位・佐々木麟太郎の幼馴染が明かす“怪物の真実”…「最近は英語で話しかけてくるんですよ(笑)」
岩手県から米国の名門・スタンフォード大へと羽ばたいた佐々木が生まれ育った北上市は、東北でも有数の工業都市。人口約9万人は県内の市で4番目に多く、隣接する花巻市と「北上都市圏」を築いている。 …
-

オリ1位・藤川敦也 山本由伸の恩師も太鼓判、最速153km右腕を女手ひとつで育てた「看護師」の母
名前の由来は、元ヤクルトの名捕手・古田敦也氏。野球好きだった父・真一さんが名付けた。 真一さんは東海大五高(現・東海大福岡高)の右腕エースとして活躍。卒業後はビジネス関係の専門学校に進み、社…
