ソフトB1位・佐々木麟太郎の幼馴染が明かす“怪物の真実”…「最近は英語で話しかけてくるんですよ(笑)」

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佐々木麟太郎(スタンフォード大・20歳・内野手)

 岩手県から米国の名門・スタンフォード大へと羽ばたいた佐々木が生まれ育った北上市は、東北でも有数の工業都市。人口約9万人は県内の市で4番目に多く、隣接する花巻市と「北上都市圏」を築いている。

 地元の江釣子ジュニアスポーツ少年団で野球を始め、中学時代は大谷翔平(現ドジャース)の父・徹さんが監督を務める金ケ崎シニアに所属。実父の佐々木洋監督が率いる花巻東に進学した。

 そんな佐々木の幼馴染みが法大の遊撃手として活躍する、佐々木と同じ右投げ左打ちの熊谷陸(2年)だ。昨秋の東京六大学野球リーグ戦では1年生ながら首位打者(.471)とベストナインに輝いた。

 熊谷が言う。

「麟太郎と初めて会ったのは小学3年の時に通っていた学習塾。そこから仲良くなって、中、高と同じチームでプレーしました。中学校までは違う学校だったので休みの日に一緒に遊んだりなどはなかったですね」

 なかでも熊谷が驚いたのが、スケールの大きさだ。

「小学生時代から同級生とは思えず、『大人か!』と思うほど体が大きかったけど、とにかく食べる量が凄い。シニア時代は大きなタッパーいっぱいに米が詰まっていて、おかずは別でしたからね。バッティングも豪快なスイングで、飛距離も打球音も別格でした」

 佐々木は花巻東では強打の一塁手として活躍したが、中学時代は三塁手と投手を兼任。「僕は打撃よりも守備に自信がある」と話す熊谷は、中学時代の佐々木をどう見ていたか。

「守備は肩が強かったので、三塁からも素早い送球をしていた。投手としてはスピードはずぬけて速いわけではなかったですけど、コントロールが抜群。手先も器用で得意球はフォーク。変化も大きく、捕手も捕るのが大変そうでしたね。中学時代は真っすぐとフォークで押す投手でした」

 中学卒業後は父が率いる花巻東へ……とはすんなりいかなかった。洋さんは「息子と他の子を平等に指導できるのか。他の学校に進学した方がいいのではないか」と悩み、我が子に他校進学を勧めていた。しかし、佐々木は「子どもの頃から(同校出身の)菊池雄星選手(現エンゼルス)や大谷翔平選手のプレーを見て、花巻東以外は考えられなかった」と、頑として譲らず、周囲の説得もあって入学に至った。

「麟太郎と佐々木監督が親子というのは、練習や試合でもあまり気にしたことがなかったですね。本人たちも気にしていなさそうでしたから」(熊谷)

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