立川志らく「中居正広氏の歴史を消してしまってはダメ」発言の意図は? 過去にも数々の“正論”で物議醸す
「生前に悪事をはたらいた故人まで美化しなければならない」という意識が間違っている可能性も
俳優やナレーターとして人気を博した森本さんだが、生前には女性関係が話題を呼び、59歳だった02年4月には、自分の娘より若い女性との不倫が発覚。記者会見で「異文化交流みたいなもの」という迷言を残し、その半年後には、さらなる事態が起こる。02年10月4日、「スーパーモーニング」(テレビ朝日系)の梨元勝のインタビューで、女優の水沢アキ(当時47)がデビュー間もない17歳の頃、ある芸能人に《犯されてしまったような……ものすごくショックだったことを覚えています》と告白。番組では名前は伏せられたが、複数の週刊誌が追跡取材を開始。水沢が森本と認め、大騒動になった。
「水沢の告白は具体的で、森本は当初、完全否定しながら、すぐに男女関係を認めた。生前、悪事をはたらいた人が死後に批判されるのは仕方がない面もあります。ジャニー喜多川の性加害でも、80年代から元フォーリーブスの北公次などが盛んに訴えてきたのに、メディアや一般人は見過ごしてきた。『なんの関係ない人たち』が黙っていたから、数十年にも及ぶ性加害が続いた。志らくさんはそのことを忘れてしまったのでしょうか。森本がこの件で罪に問われることはありませんでしたが、密室での2人の出来事は証拠が揃いづらく、逮捕や起訴に至りづらいことも志らくは知ってるはずですよ」
志らくは《死者を悼むという美意識すらなくなってしまった》とも書いた。「訃報に接したときまで過去の疑惑を掘り返して叩く必要があるのか」という問題提起だろうが、「生前に悪事をはたらいた故人まで美化しなければならない」という意識がそもそも間違っている可能性もある。中居氏に関して言えば、性加害を受けた元アナウンサーにとっては2人の間であった出来事自体が「消し去りたい過去(歴史)」なのではないか。
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