インフルエンザや花粉症を悪化させる「ドライノーズ」対策法

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 ドライアイは広く知られているが、ドライノーズは聞いたことがないという人が多いだろう。鼻が乾くドライノーズは、ドライアイと同じく、放っておくととんでもない症状を引き起こしかねない。

「ドライノーズは、昔は老人性鼻炎といわれていました。加齢により鼻の中が乾燥する。高齢者に見られる症状だと考えられていたのです」

 こう話す順天堂医院耳鼻咽喉科・三輪正人准教授は、世界で初めて鼻の水分蒸散量を調べた。外来に通う患者に、「鼻水は出ているが、鼻が乾いた感じがする」という人が少なくないことに着目した。比較的身近な「肌の乾燥」は、肌の水分量とともに、水分の蒸散量で決まる。サメ肌のように、肌がカサカサしていると、肌の水分がそこから蒸発していき、乾燥を感じる。鼻の中も同じではないかと考えたのだ。

「鼻粘膜の水分蒸散量を調べてみたところ、鼻の中が乾燥している人は珍しくないどころか、多数派であると分かったのです。ほぼ一年中エアコンが効いた屋内で暮らす現代人の生活環境では、仕方ないことなのですが……」

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