欧州遠征には落胆 “当落選上”の選手は無難なプレーばかり

ウクライナ戦のＭＦ柴崎（Ｃ）Norio ROKUKAWA／office La Strada

　平均的なプレーを見せても、代表チーム内での序列を変えることは難しい。自身のセールスポイントを前面に押し出し、たとえば攻撃系選手だったら「目の前の選手に勝負を挑んでチャンスをつくり、絶対にシュートにつなげてやる！」とチャレンジしてほしかった。

　そういう選手はひとりもいなかった。これが今回の欧州遠征で一番ガッカリしたことである。