欧州遠征でハッキリ…W杯に連れて行くには「厳しい」選手

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 欧州遠征中の日本代表の2試合目の相手ウクライナは、ロシアW杯出場を逃したとはいえ、FIFA世界ランキングは35位。言うまでもなく、55位の日本代表よりも格上のチームである。

 日本時間27日午後9時20分にキックオフされたウクライナ戦は、結果的に1―2と日本が追いすがったようにも思えるスコアだが、世界ランクの違い以上に彼我のレベル差は歴然としていた。

 ところが試合後のハリルホジッチ監督が「(23日の)マリ戦よりも良い内容だった。相手よりも決定機が多かった」と言えば、前半41分にヘディングシュートを決めたDF槙野は「多くのモノを得られ、自信になった」とキッパリ。2人して満足げな表情を浮かべた。

 対照的だったのが、主将MF長谷部とトップ下のMF柴崎である。

「厳しい戦いだった。良かった点? う~ん、良かったところを探すのは難しい」(長谷部)

「局面(の戦い)で負けたり、スペースをうまく使われたり、厳しい戦いだった」(柴崎) 

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