永田町の裏を読む
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安倍政権の対中戦略は経済・軍事両面で錯乱している
上海の株価が暴落すると日本の株価も暴落し、上海が持ち直すと日本も一息ついて2万円台回復というこの1週間ほどの市場の展開は、ほとんどお笑い草である。 金融大緩和で円安と株高を人工的につくりだし…
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安倍政権はすでに末期に差し掛かっている
6日付毎日新聞の世論調査で、内閣支持42%に対し不支持43%と、同紙の調査としては第2次安倍内閣が発足してから初めて、逆転した。女性の回答だけ見れば36対43と、すでに大逆転である。 理由は…
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「2枚看板」を下ろした安保法制は廃案しかない
憲法学者の「違憲」発言をきっかけに内閣支持率が急落し、安保法案についても反対論が増えている中で、自民党の安倍親衛隊の勉強会で「マスコミを潰せ」という反知性的な粗暴発言まで飛び出して、よろず物事が安倍…
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忘れられた「成長戦略」が示す安倍政治の本質
成長戦略がアベノミクスの「第3の矢」であったことなど、多くの国民はもう忘れているだろうが、毎年6月には出されることになっていて、22日に政府が決めたのがその3度目である。今年はまた一段と中身が薄くて…
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大メディアが報じない翁長訪米の本当の成果
翁長雄志沖縄県知事らのハワイ、ワシントン訪問については、まだ県自身が総括的な報告を発表していない。それもあって、沖縄のメディアは「一定の成果があった」と言うのに対して本土のメディアは「大した成果はな…
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安倍首相の前途に次々と湧き始めた不穏な兆し
「潮目が変わる」という政治用語がある。それまで一方に順調に流れていたかに見えた政局に急に波が立って、もしかするとこれがきっかけで逆流が生じるかもしれないぞ、というくらいの意味だが、今がまさにそれだろう…
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首相のヤジは「どうせ法案は通る」というおごりの表れ
安保法制をめぐる与野党の攻防も2週目に入った。新聞も近頃は政府側答弁のいい加減さや分かりにくさを書き立てるようになってきたし、安倍晋三首相を挑発して品のない野次を引き出して謝らせたり、野党もそこそこ…
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白を黒と言いくるめる政府と日銀の詐術
安倍晋三首相が「戦争法案」を「平和安全法案」と言い換えたり、放射能汚染水のダダ漏れが止まらない福島第1原発を「アンダー・コントロール」と言い切ったりするのは、言葉遊びも度が過ぎて、白を黒と言いくるめ…
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鳩山元首相が「国賊」ならケリー国務長官や岸田外相はどうなのか
先週末のNHKニュースによると、日本政府は、年内のプーチン露大統領の来日実現に向けて岸田文雄外相にロシアを訪問させるべく調整に入ったという。理由は簡単で、5月12日にケリー米国務長官が2年ぶり、ウク…
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整合性も普遍性も見えない大阪都構想
橋下徹大阪市長の政治生命を決するといっても過言でない「大阪都構想」の住民投票を目前にして、朝日新聞・朝日放送の調査では同構想への反対が43%と賛成の33%をかなり大きく上回った。共同通信の調査でも、…
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本土の人間も「辺野古反対」を行動で表すことができる
朝日新聞(21日付)が載せた世論調査結果では、普天間基地の辺野古移転について、沖縄で反対63%、賛成22%だったのは当然として、本土でも反対が41%(賛成30%)に上った。また、「辺野古移設は唯一の…
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水素エネルギーと原発再稼働の二兎を追う愚
安倍晋三首相は13日、都心では初めての水素ステーションの開所式に出席して、上機嫌でテープカットを行った。 「安倍内閣のもとで一挙に規制を改革し、世界で最初に燃料電池車と水素ステーションの商業化…
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国際基準に照らしてヒドすぎる日本のメディア報道
米紙「ニューヨーク・タイムズ」のマーティン・ファクラー東京支局長が、日本の大手紙の報道ぶりに本気で怒っている。「イスラム国」によって邦人2人が殺害された事件に関連して、「神奈川新聞」(3月3日付)の…
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安倍政権の命運握る過激なスピーチライター
安倍晋三首相が「戦後70年談話」でどこまで村山富市元首相の「戦後50年談話」を引き継ぐのか、あるいは引き継がないのか。その歴史修正主義の度合いが、中国、韓国のみならず東南アジアや米欧まで含めた世界的…
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「主権在民」を蹴散らす安倍政権の「国権的法治主義」
沖縄県の翁長雄志知事が、ついに日米両政府に対して公然と反旗を翻した。沖縄防衛局に対して辺野古の「海底面の現状を変更する行為」を停止するよう指示し、従わない場合は海を埋め立てて海兵隊基地を建設するのに…
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なぜ鳩山元首相だけが叩かれるのか
鳩山由紀夫元首相のクリミア・モスクワ訪問に対する政府、与野党、マスコミ挙げてのバッシングは常軌を逸していた。「軽率」「迷惑」くらいならまだしも、「国賊」「日本人ではない」「パスポートを取り上げろ」な…
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いよいよ支離滅裂になってきた安倍外交
安倍晋三首相が4月下旬にジャカルタで開かれる「バンドン会議」60周年記念の首脳会議に出席し、「平和国家」としての日本の姿をアピールする演説をするつもりだという。「これって、大丈夫なんですかね」と、与…
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自民党議員も頭を抱える 首相の時代錯誤、無知無教養、幼児性…
旧知の自民党ベテラン県議から連絡があって、東京に来ているのでちょっと会おうとお誘いがあった。何かと思えば、「安倍晋三首相が国会で『日教組はどうした』などとやじを飛ばしているのを見て、こりゃあもうダメ…
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「農協潰し」は安倍政権の政治的怨念
安倍晋三首相がためらうことなく献金疑惑の西川公也農相の首をハネたのは、通常国会前半の目玉と位置づける「農政改革」に一切の遅滞は許されないという決意を表わすためだろう。 ところが、この農政改革…
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ホルムズ海峡の機雷除去に集団的自衛権を発動の錯乱
安倍政権の集団的自衛権容認論は、いよいよ錯乱気味となっている。安倍晋三首相は16日の衆院本会議の答弁で、ホルムズ海峡に機雷がまかれた場合「わが国が武力攻撃を受けたのと同様に深刻、重大な被害が及ぶ」こ…
 
