著者のコラム一覧
友成那智スポーツライター

 1956年青森県生まれ。上智大卒。集英社入社後、今はなきPLAYBOY日本版のスポーツ担当として、日本で活躍する元大リーガーらと交流、米国での現地取材も頻繁に行いアメリカ野球やスポーツビジネスへの造詣を深める。集英社退社後は、各媒体に大リーグ関連の記事を寄稿。04年から毎年執筆している「完全メジャーリーグ選手名鑑」は日本人大リーガーにも愛読者が多い。

隠し子の養育費をケチって訴えられたドミニカ産の大物種馬

公開日: 更新日:

 ブラディミール・ゲレーロ・ジュニア(19)は「10年に1人の天才打者」としてブルージェイズ傘下の2Aで7月末までプレーし、打率4割2厘をマーク。今季終盤にメジャー入りし、来季は開幕から打線の中軸を担うことになる。

 父のブラディミール・ゲレーロは一度も結婚していないが、5人の愛人との間に8人子供がいる。

 ゲレーロ・ジュニアは最初の愛人との間に生まれた子供で、母親のもとで育った。

 ゲレーロ・ジュニアが幸運だったのは、父親が子供の養育費をしっかり支払ってくれたことだ。養育費は月5237ドル(約57万円)。物価の安いドミニカ共和国で暮らすには十分すぎる金額だった。それがあったからこそ、ゲレーロ・ジュニアは恵まれた野球環境ですくすく成長できたのだ。

 ドミニカ人のスター選手は性のモラルに欠ける者が多く、不倫相手との間に子供をつくることが多々あるが、ゲレーロのように養育費をきっちり支払うケースはそう多くはない。最近は、養育費の支払いを怠って告訴されるスター選手が続出している。

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