永田町の裏を読む
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埋め立て承認の「撤回」という翁長沖縄知事の大勝負の行方
1期目の任期も4カ月を残すばかりとなった沖縄県の翁長雄志知事が7月27日に記者会見し、辺野古の米軍基地建設のために前知事が行った埋め立て承認を撤回する手続きに入ることを宣明した。 国の求めに…
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支持率低迷の野党はどう立て直して来夏の参院選を戦うのか
通常国会が終わって、自民党は安倍3選の是非を懸けた総裁選に向かうが、対する野党は来春の統一地方選、夏の参院選に向けて反転攻勢の態勢を取れるのだろうか。 とりわけ問題は国民民主党の存在で、とも…
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雨の降り方が一変…明治以来の土建国家の施策は破綻危機
地元が集中豪雨の被害に遭った農林系の与党議員の表情が深刻だ。救援・復興のためにやるべきことが山ほどあるのは当然として、それだけでなく、もっと大局的なところから国土のあり方を考え直さなければならないの…
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加計獣医学部 図書館に本のない大学の設置認可は前代未聞
早稲田大学法学部の水島朝穂教授が毎週月曜日に発信しているメルマガ「直言」は、いつも新鮮な問題意識で書かれていて、私も長年の愛読者のひとりだが、今週の愛媛県今治市「加計学園獣医学部」訪問リポートにはビ…
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サッカー日本代表に重なる岸田政調会長の煮え切らない態度
サッカーW杯の1次リーグ最終戦での日本―ポーランド戦における西野朗監督の采配ぶりは、内外の世論を真っ二つに切り裂いてしまったが、私はどちらかというとあの選択には反対で、全力を挙げて勝ちにいき、それで…
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拉致問題を解決できない 首相の「国際感覚」と「指導力」
安倍内閣の支持率が回復しつつある。23~24日に行われた毎日調査では、支持が5ポイント増の36%に対し、不支持が8ポイント減の40%だった。ほぼ同時期の日経調査では、支持が何と10ポイント増の52%…
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原発再稼働のために無理なメガソーラー計画を推進の倒錯
突然、永田町からかけ離れた田舎町の話で恐縮だが、私が居住する千葉県南房総の鴨川市で、手つかずの山林300町歩(東京ドーム64個分!)を切り開き、50万枚もの太陽光パネルを敷き詰めて「メガソーラー」を…
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「沖縄スパイ戦史」が伝える軍隊の狂気性への危機感
7月に公開予定の映像作品「沖縄スパイ戦史」の試写を見た。「標的の村」などの作品で知られる三上智恵と、琉球朝日放送の記者からフリーに転じた大矢英代とが共同監督で、諜報・謀略プロの養成機関「陸軍中野学校…
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自国が戦場になるのを阻止するのは指導者として当然だ
日本経済新聞の論調がおかしくなっている。いや、今に始まったことではないと言われるかもしれないが、5月30日付朝刊のオピニオン欄の秋田浩之=同社コメンテーター(元論説委員)の主張にはいささか驚いた。 …
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嘘が嘘を呼び…関係者が増えて収拾がつかなくなる悪循環
古来「嘘」についての格言は数知れず、その中では「嘘が嘘を呼ぶ」という趣旨のものも少なくない。 「1つの嘘を通すために別の嘘を20も発明しなければならない」とは、英作家ジョナサン・スウィフトの言…
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尖閣周辺の領海侵犯が増えているかのように言うデマゴギー
北朝鮮の“脅威”がようやく低減してきたら、今度はまた中国の“脅威”に逆戻りである。 安倍晋三首相が20日、6年ぶりに東京湾で行われた海上保安庁の観閲式であいさつし、「我が国の周辺海域を取り巻…
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冷戦時代のイデオロギーから抜けられない「親米派」の蹉跌
外交政策に詳しい野党ベテラン議員が「外務省はどうしようもない」と怒っている。 「結局、外務省主流の親米派は、米朝首脳会談が失敗し決裂して、前のような『いつ戦争が起きるか』という緊張状態に戻るこ…
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他国冷ややか 好戦首相が和平の機運を妨害する危険な図式
安倍晋三首相が大型連休前半に中東各国を歴訪した際、「中東の安定と和平に貢献したい。イスラエル、パレスチナの双方に建設的な関与を働きかけたい」と語ったことに驚いた人は多かったのではないか。旧知のアラブ…
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拉致被害者が帰ってくるかのような幻想を振りまく罪深さ
安倍晋三首相が22日、北朝鮮による拉致被害者の家族の方々と面会した際に、先の日米首脳会談で「トランプ米大統領は『拉致被害者の早期帰国のために可能な限りすべてのことをして、日本に帰国させる』と明言した…
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加計問題 国民の大半は総理が嘘をついていると思っている
内閣支持率が30%を切ると「政権の行方に赤信号がともった」とみるのが永田町の常識だが、いよいよそういう数字が出始めた。 日本テレビ系が15日に速報した調査結果では、支持26.7%に対し不支持…
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昭恵夫人という「巫女」の安倍政権における影響と役割
月刊「文藝春秋」5月号の巻頭総力特集は「安倍忖度政治との訣別」。森友文書改ざんで自殺した近畿財務局職員の父親の手記をはじめ計7本の論考・対談のいずれもがおもしろく、どういう角度から見ても、もはや安倍…
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朝鮮半島情勢の急展開で露呈した 日本の“味噌っかす”状態
朝鮮半島情勢の急展開の中で改めて浮き彫りになったのは、日本政府のインテリジェンス能力の、ほとんど間抜けと言っていいほどの低劣さである。 とりわけ酷いのは、3月26日からの金正恩の電撃的な中国…
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永田町の話題は“安倍政権の壊れ方”と総裁選の行方に集中
このところマスコミ各社の世論調査で、内閣支持率が一斉に9~13ポイントほども急落して30%台に突入、政権の行方に黄信号がともったので、気の早い永田町事情通たちの話題はもっぱら、安倍政権の壊れ方とその…
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外交でも説明のつかない事態に追い込まれた安倍政権の窮地
米国きっての朝鮮半島問題の専門家、ビクター・チャ・ジョージタウン大学教授が、9日付のニューヨーク・タイムズ(電子版)に寄稿した中で、こう書いている。 「日本の指導者は、トランプ氏の選挙キャンペ…
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またアベ友…経団連会長人事は安倍政権の新スキャンダル
日立製作所の中西宏明会長が日本経団連の次期会長に内定したというのは、それ自体、安倍政権の新しいスキャンダルである。 中西は安倍のお友達。葛西敬之JR東海名誉会長や古森重隆富士フイルム会長らと…
