国立大学なら入学辞退率がゼロに近いはずだけど実態は? 有名私立と天秤にかけられる意外な大学
地方における18歳人口の減少は、地方国公立大学にも影響しつつある。今まで地方では学費の安い国公立大への信頼は、保護者だけでなく進学校の高校教員でも根強く、地元の国立大学への合格者数はその地方の高校の社会的評価となっている。地元出身の受験生ならば、合格すればまず入学するであろうという見込みは、高校や大学に共通している。そのため国立大学の入学辞退率は低くなり、全学部が入学定員割れの国立大学はない。
ただ、2025年度入試の国立大学の学部・学科・専攻別の志願状況をみていくと、一部大学の教育・学校教育などの専攻で、志願者が募集人員を下回るケースはある。教員養成課程は概して専攻数が多く、専攻によっては募集人員もかなり少ないこともある。そのため結果的に志願者が募集人員より少ないことは起こりうる。
学研・進学情報26冬号特集「入学辞退率からみる国立大入試」では、入学辞退率は入学辞退者数/最終合格者数で算定する。その最終合格者数は当初合格数プラス追加合格者数であり、入学辞退者数は最終合格者から入学者数をマイナスしたものである。
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