注目の人 直撃インタビュー
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小林聡美さんが表現者として「年を重ねる」とは… 《等身大》と呼ばれることへのちょっとした反発も
今年だけでも、エッセー出版、初の音楽コンサート開催、出演映画公開が控えるなど八面六臂の活躍を見せている。先月から小泉今日子さんとのダブル主演ドラマ「団地のふたり」が放送中。団地を舞台に幼馴染みとの何…
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ジャーナリスト安田浩一氏が警鐘「ヘイトスピーチは人を殺す。差別の果てには殺戮しかありません」
埼玉県川口市周辺で暮らすクルド人に対するヘイトスピーチが深刻化している。クルド人は「国を持たない最大の民族」と呼ばれ、トルコでの差別や弾圧から逃れた人々が1990年代ごろから埼玉県南部などで生活する…
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政権交代を目指す野党に求められるのは「与党よりも効率的に政策を動かせる」という信頼感
7月に実施されたフランスの国民議会選挙で、マクロン大統領率いる与党連合は2位に沈み、英国では労働党が14年ぶりに政権を奪取した。日本は自民党総裁選のまっただ中、野党第1党の立憲民主党は野田佳彦氏が新…
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気候変動研究の第一人者が警鐘を乱打「日本はアナザーワールド突入の瀬戸際にいる」
厳しい残暑が続いている。今年の夏も列島各地で連日、猛暑日を観測。「数十年に1度」の豪雨や巨大台風にも襲われた。異常気象がもはや「異常」と言えないほど頻発するのは、なぜなのか。気候変動研究の第一人者が…
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漫才コンビ「笑い飯」哲夫が教育への投資を惜しまない理由…寺子屋を経営し10年
教育こそが国づくりの根幹──。少子高齢化、都市一極集中、教育機会の地域間格差が加速する中、10年前から大阪府内で寺子屋(格安の補習塾)を経営し、以来、次世代教育に熱心に取り組んでいる。「笑いのプロ」…
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コロナ禍に翻弄され航空関連業界…57労組を束ねるトップに聞いた現状とこれからの課題
航空・観光業界が好調なインバウンドに沸いている。今年の訪日外国人旅行客は、過去最高だった2019年の3188万人を突破するとの予想もある。新型コロナ禍で負った痛手からの復活局面に入ったと言えるが、離…
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日産自動車元社長・西川廣人氏に聞く ゴーン逮捕から6年…「不正の動機を彼自身が語るべき」
あれから約6年。2018年11月19日、現役の会長が逮捕されるショッキングな事件が起きた。日産自動車のカルロス・ゴーン氏はコーポレートジェット機で羽田空港に到着。東京地検特捜部は任意同行を求め、金融…
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「ゲゲゲの娘」原口尚子さんに聞いた…水木しげるが望んでいた世界と現実
8月15日は終戦の日。戦後79年を経たこの国の平和な日常は不透明さを増している。「ゲゲゲの鬼太郎」など妖怪物で知られる漫画家の水木しげるさん(2015年死去)は、過酷な戦争体験に基づく戦記漫画も多く…
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探検家・関野吉晴さん 映画「うんこと死体の復権」を監督「“鼻つまみもの”を観察する3人に魅了された」
うんこは流し、死体は焼くものである──。そんな“常識”を打ち破るのが、映画「うんこと死体の復権」(3日からポレポレ東中野ほか全国順次公開中)だ。字面でギョッとするなかれ、普段は忌み嫌われる「鼻つまみ…
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広島県で「岸田首相とカネ」を追及する急先鋒に聞く 原動力は「地元で何もせんでええのか」
岸田首相の在職日数は、1日で1033日。戦後35人の中では岸信介元首相に次ぐ歴代8位に浮上している。ここまで延命できたのは、ひとえに野党がバラバラだから。しかし、その命運は尽きつつある。自民党の裏金…
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角川歴彦氏(KADOKAWA前会長)が激白 人質司法違憲訴訟への決意、獄中で考えたこと
凄い裁判が始まろうとしている。KADOKAWA前会長が人質司法で精神的肉体的苦痛を受けたとして、国相手に2億2000万円の損害賠償を求めた裁判だ。五輪汚職で逮捕・起訴され、今は保釈中の身。この裁判は…
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元グーグル日本法人代表 辻野晃一郎氏が喝破 無責任体質が経済停滞とデジタル化の遅れを招いている
政権与党の自民党は裏金事件の実態解明から逃げ、首都のトップも学歴詐称疑惑への説明を避け続けている。不祥事が続出する大企業トップも説明責任を果たさない。こうした無責任体質はどこからくるのか。その根本原…
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“卓球の女王”石川佳純をどう育てたのか…父親の公久さん「怒ったことは一度もありません」
いよいよ始まる、パリ五輪。メダルの行方もさることながら、話題のひとつはフジテレビ五輪中継のスペシャルキャスターに抜擢された石川佳純さんだろう。卓球の女王からの“転身”が注目されるのは、ほかのアスリー…
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U30世代に政治参加を促す能條桃子さん「20代の国会議員が1人もいない。だから少子化対策もずれてしまう」
自民党の裏金事件で政治不信がますます進んだと言われるが、若い世代はこの惨状をどう捉えているのだろうか。投票率を見ても、10代や20代は低く、政治への関心は乏しい。いや、その方が都合がいいと政治の側が…
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開業までさらに60年…リニア計画は「日本のサグラダ・ファミリアです」取材歴20年のジャーナリストが看破
「夢の超特急」は夢のままなのか。JR東海が進めるリニア中央新幹線の開業予定は当初の2027年から、今年3月に「34年以降」にズレ込んだ。古くは1960年代にさかのぼるリニア計画は、いよいよ「100年の…
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沖縄戦の晩発性PTSD報告 精神科医が警鐘「戦争トラウマの世代間伝達はひ孫まで及んでいます」
ほどなく戦後79年を迎えるが、平和国家としての歩みは年を経るごとに危うくなっている。県民の4人に1人が犠牲となった沖縄では、惨禍を生き抜いた高齢者が晩発性PTSD(心的外傷後ストレス障害)に苦しみ、…
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元側近が垣間見た小池都知事の素顔「トップに立つと『専制君主』の地が出てしまう」
東京都知事選(来月7日投開票)は告示(20日)まであと1週間。じらし戦術を展開した現職の小池百合子知事が12日、ようやく出馬を表明した。2期8年の評価が問われる中、学歴詐称疑惑を再燃させたこの人に、…
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低迷する国内男子ツアーどう再建?「世界の青木功」からバトンを受けたJGTO新会長に聞く
「人気低迷」が叫ばれて久しい国内の男子ゴルフツアーを統括するのが、一般社団法人の日本ゴルフツアー機構(JGTO)だ。1980年から90年代初頭には40以上あった試合数も2015年には25試合まで激減。…
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伝説のサラリーマン投資家 日本株はバブルと呼ぶには程遠い「儲けるチャンスは大あり」
2005年に発表された最後の長者番付(高額納税者名簿)で全国1位になったのはサラリーマンだった。肩書は「投資顧問会社運用部長」。ランキング上位には企業経営者がズラリと並んでいただけに異色のトップに世…
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「大谷翔平が出現した今は日本プロ野球界の歴史的転換期」取材歴50年のベテランが抱く危機感
取材歴50年以上のベテラン記者が上梓した「日本プロ野球の歴史-激動の時代を乗り越えて─」(大修館書店)が、2023年度「ミズノスポーツライター賞」の優秀賞を受賞した。プロ野球の歴史を丹念にひもときな…
