巻頭特集
-

安倍圧勝情勢 国民の言い知れぬ不安、危機感、もどかしさ
こうなるとヤクザと同じだ。 自民党総裁選を巡り、安倍陣営が神戸市議を「脅迫」していたことがバクロされた。脅された岡田裕二市議が、フェイスブックで洗いざらいブチまけている。 岡田市議は…
-

安倍政権の5年半を忘れたか 支持率増加“1億総健忘症”の国
「大衆の多くは無知で愚かである」。ナチス・ドイツの指導者ヒトラーの言葉だが、この国の国民も極めて危うい方向に進んでいると言わざるを得ない。自民党総裁選が7日に告示されたのを受け、朝日新聞が翌8、9両日…
-

「中央防災会議は人殺し」 告発に安倍政権は反論できるか
〈中央防災会議が人を殺したのだということを、たくさんの人に知ってもらいたい〉 衝撃的な結びで締めくくった地震研究者の告発が注目を集めている。月刊誌「世界」(岩波書店)の10月号に掲載された「歪…
-

スルガ銀不正 スットボケている安倍官邸と金融庁の罪状
「数字ができないなら、ビルから飛び降りろと言われた」 「死んでも頑張りますに対し、それなら死んでみろと叱責された」 「パソコンにパンチされ、オマエの家族皆殺しにしてやると言われた」――。 …
-

利権政権に国民を守れるのか ミサイル防衛よりも原発停止
最大震度7の強烈な揺れを引き起こした北海道胆振東部地震による大混乱は、収束の気配が見えない。台風21号の大雨の影響で道内の地盤は緩み、そこにとんでもない揺れが襲った。各地で大規模な土砂崩れが発生し、…
-

相次ぐ天災に後手後手 疫病神首相に防災を任せられるのか
真夜中の北海道を襲った6日の震度7の大地震。震源に近い厚真町では山肌がえぐり取られたように土砂崩れが起き、きょうも安否不明者の捜索が続いた。全295万戸が停電し、道内全域が完全復旧するには1週間以上…
-

結局大企業とグルなのだ 安倍政権では賃金は上がらない
大企業が儲かれば、そのうち利益が従業員に滴り落ちる――。アベノミクスのトリクルダウン理論は、やっぱり完全なる詐欺だった。 財務省が3日に発表した2017年度の法人企業統計。企業が蓄えた内部留…
-

世論調査では石破猛追 安倍「圧勝」報道には死角がある
いつも以上に滑舌は悪く、顔は曇りがち。声にも張りがなく、とてもじゃないが「圧勝」イケイケドンドンの総裁候補の姿にはホド遠かった。 3日、東京・千代田区のホテル「ニューオータニ」で開かれた総裁…
-

玉城氏がリード “安倍政治の縮図”沖縄県知事選の凄い攻防
安倍官邸は慌てているに違いない。自民党総裁選とほぼ同じタイミングで行われる沖縄県知事選(13日告示、30日投開票)が、凄い展開になっているからだ。 翁長雄志知事の死去にともなって行われる知事…
-

“逃げ恥”首相の薄汚い手口 ますます異様な自民党総裁選
「我々は代議士と言われるが、国民の気持ちを代弁し、議論するための侍だ」 8月31日、TBSラジオの番組に出演した自民党の石破茂元幹事長は、こう言って自民党総裁選での政策論争の必要性を強調した。…
-

安倍政治と無縁とは思えない 「老人は邪魔者」の社会風潮
長生きは悪なのか。まだまだ残暑が厳しい中、身も凍える事件だ。 岐阜市の「Y&M藤掛第一病院」でエアコンが故障した部屋に入院していた80代の男女5人が相次いで死亡。岐阜県警は熱中症で死亡した疑…
-

まだ3週間もある総裁選 報道規制と論戦回避はどう影響?
「気力、体力、十二分であるとの確信に至った」――などと、ようやく26日、総裁選への立候補を表明した安倍首相(63)。この自民党総裁選は、なにからなにまで、異常なことばかりだ。 現職の総理総裁が…
-

「外交の安倍」完全崩壊 米紙が暴いた日米蜜月の真相
どこが蜜月関係なのか。事あるごとに米国のトランプ大統領との緊密な関係をアピールしてきた安倍首相の大嘘が、また暴露された。 米紙ワシントン・ポスト(電子版)が、今年6月7日にホワイトハウスで行…
-

認めたくない外交的敗北 安倍内閣支持率微増の謎解き
数々の疑惑から逃げ回り、内政も外交もデタラメの安倍政権の内閣支持率が微増している。日経新聞とテレビ東京の世論調査(24~26日実施)では7月下旬の前回調査から3ポイント増の48%に上昇。産経新聞とF…
-

仰々しかった総裁選会見 安倍首相が維新を気取る気味悪さ
またもや「明治維新」である。 延ばしに延ばした自民党総裁選への出馬表明。安倍首相は26日、視察先の鹿児島県で、雄大な桜島をバックに立候補の決意を語った。地方での出馬表明は異例。地方票に重きを…
-

何から何まで前代未聞 自民党総裁選の不気味さと異様さ<4>
安倍政権の支持率は4割だ。しかも不支持率の方が高い。それなのに、事実上の首相を決める自民党総裁選で、自民党国会議員の7、8割が早々に安倍支持に流れる光景は、世論と乖離し過ぎて異様だ。「アベ様に歯向か…
-

何から何まで前代未聞 自民党総裁選の不気味さと異様さ<3>
国会議員票で安倍が7~8割を押さえたため、石破の頼みの綱は地方票だ。党員の中にはモリカケ問題などでの安倍の不誠実な対応に違和感を抱いている人も少なくない。国会議員のように「雪崩を打って安倍」とはなら…
-

何から何まで前代未聞 自民党総裁選の不気味さと異様さ<2>
「相手候補を壊滅させるくらいの圧勝しかない」。現時点で細田派(94人)や麻生派(59人)、岸田派(48人)、二階派(44人)などの主要派閥の支持を得ている安倍は国会議員票の7~8割を押さえたとされ、周…
-

何から何まで前代未聞 自民党総裁選の不気味さと異様さ<1>
「あと3年、自民党総裁、首相として日本の舵取りを担う決意だ」――。安倍首相は26日、訪問先の鹿児島県垂水市で記者のぶら下がり取材に応じ、9月の党総裁選(7日告示、20日投開票)への立候補を正式に表明し…
-

改憲も拉致も口先だけ 何年たっても薄っぺらな安倍首相
9月7日の自民党総裁選の告示に向け、圧倒的大勝で連続3選を目指す安倍首相が地方行脚を本格化させている。25日は安倍自身が宮崎県入り。26日は鹿児島県を訪れて正式に立候補を表明する。 安倍陣営…
