週刊誌からみた「ニッポンの後退」
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ジャニーズ帝国崩壊が現実味を帯びてきた…40年前の問題提起がトドメとなるか?
亡くなったジャニー喜多川の後継者だった滝沢秀明(40)が突然退社し、SMAPや嵐なき後の事務所を牽引してきた「King&Prince」から平野紫耀(25)、岸優太(27)、神宮寺勇太(25)が来年5…
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大原麗子・森進一の交際スキャンダルで訴えられた1975年 すでに「不倫」が週刊誌タイトルに
不倫の季節である。週刊文春(11月10日号)は歌舞伎界の大物で人間国宝の片岡仁左衛門(78)が37歳年下の女性と不倫関係にあると報じた。彼女は歌舞伎にのめり込んで勤めも辞め、「ニザ様」に身も心も捧げ…
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小室圭さんのNY州弁護士「合格」の快挙を何としても矮小化したい週刊誌
小室圭が司法試験に合格したことが、週刊誌を大慌てさせている。 「ニューヨーク州の司法試験は日本のそれと比較するとはるかに簡単です。例えるなら、運転免許の筆記試験くらいの難易度でしょうか」 …
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小室圭さんはいつも“期待”を裏切り続ける男 週刊誌は「3度目も不合格」を想定していた
「小室圭さん 米NY州の司法試験に合格」(NHK NEWS WEB 10月21日午後10時35分) このニュースを聞いて、腰を抜かさんばかりに驚いたのは週刊誌編集部だったと思う。 なぜ…
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仲本工事さん「ゴミ屋敷暮らし」報道の末に交通事故死…老いを生きることの難しさ
道路を横断中、車にはねられて重体だった仲本工事さんが救急搬送先で亡くなった。 最近はテレビなどで見る機会が少なかったが、週刊新潮(10月20日号)で「27歳年下のモンスター妻に虐げられている…
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アントニオ猪木は生涯200億円稼ぐも借金に追われていた こんなトリックスターはもう現れない
戦後史に残るトリックスターだったアントニオ猪木が亡くなった。享年79。 力道山にスカウトされた猪木は、力道山亡き後のプロレス界を、ジャイアント馬場とともに牽引し、「燃える闘魂」と呼ばれ、ファ…
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池永正明投手の訃報に思う…プロ野球「黒い霧事件」に火を付けたのは週刊誌だった
「中出し中絶トラブル」「4年愛と中絶破局」 文春が報じた、この見出しの主役は、ともに「球界の紳士たれ」と憲章にうたう巨人軍の現・元スター選手である。文春オンライン(9月10日)が報じた“中出し…
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香川照之に続きENEOS会長までクラブでご乱行…彼らの失敗の本質はどこにあるのか
ノンフィクション作家の佐野眞一が亡くなった。享年75。佐野が週刊朝日で橋下徹大阪市長(当時)のルーツに触れ、批判を浴び、作家生命を絶たれようとしていた。そんな時、彼に、「今こそノンフィクションとは何…
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東京五輪汚職に不思議な共通点…高橋、青木、角川とも“兄弟に逮捕歴”が目立つナゼ
角川歴彦KADOKAWA会長(79)の逮捕で、五輪汚職の構図がハッキリ見えてきた。 高橋治之・元電通専務は、スポンサーは1業種1社という大前提を崩し、スポンサーをかき集めた。角川会長には、料…
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五輪汚職事件でKADOKAWA会長も逮捕…それでも森喜朗は逃げ切れるのか
「なぜ森喜朗元総理はいつも逃げ切れるのか」と週刊新潮(9月15日号)が報じているように、これまで森喜朗にはカネにまつわる多くの疑惑が囁かれたが、塀の中に落ちることはなかった。 「リクルート事件」…
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TBS「報道特集」金平茂紀キャスター降板で20年前の「ザ・スクープ」打ち切りを思い出した
TBS「報道特集」の金平茂紀キャスター(68)が9月いっぱいで同番組のレギュラーを降板、その後は不定期出演の特任キャスターになると日刊ゲンダイ(9月2日付)が報じた。 テレビに唯一残っていた…
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岸田首相が安倍晋三氏の死を機に豹変のナゼ…“お手本は”中曽根康弘元首相か?
「バカは隣の火事より怖い」「When pigs fly」 立川談志がよく言っていた。岸田文雄首相を見ていると、なぜか、この言葉を思い出す。 突然、岸田首相は新型コロナウイルス患者の全数…
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五輪も仕切る電通は今や「国家なり」 長くタブー視してきたメディアが“政商”に変えた
岸田文雄首相が新型コロナにかかった。私の知人の医者は、「日本でコロナに絶対かかってはいけない人間がいるとすれば、それは岸田だ。それがゴルフや街中に出てコロナにかかった。彼はバカだ」と吐き捨てた。自分…
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旧統一教会が現在も生き残っている理由 35年前には筑紫哲也の「朝日ジャーナル」が徹底追及
岸田文雄首相の拙速な内閣改造は大失敗だった。 NHKの世論調査で支持率は46%と内閣発足後最低になった。コロナ第7波への無策、急激な物価高もあるが、統一教会との関係をキッパリ見直す者を入閣さ…
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安倍3代にわたる統一教会との蜜月関係を、なぜ大新聞は追及しないのか
腰抜けの大新聞やテレビは、今ごろになって自民党の政治家と統一教会との癒着構造や、安倍政権時代に統一教会から世界平和統一家庭連合への名称変更が認められたなどと寝とぼけたことを報じているが、週刊誌ははる…
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吉田茂元首相の国葬を当時の「週刊読売」は厳しく批判! 今のマスコミに読ませたい
国民に何の相談もなく安倍晋三元首相の「国葬」が9月27日に決まった。全額国費でやるそうだが、岸田文雄首相は、なぜ国葬にするのかを国民に説明しない。 選挙応援中に“暗殺”されたのは気の毒だとは…
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「統一協会」批判が30年近く途絶えていたワケ 合同結婚式取材をエサにメディアを操作
「母親が統一教会の信者で、多額の寄付をして破産させられ恨みがあった」 安倍晋三元首相を暗殺した山上徹也容疑者は、犯行動機をおおむねこう話しているようだ。 週刊文春(7月21日号)による…
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藤田菜七子騎手“乗り替わり愛”報道で思い出す…武豊と佐野量子の「熱烈キスシーン」激写
今回の参院選で女性の当選者は35人、全体の28%で過去最多になった。自民党は当選者の21%だが、立憲と共産は50%以上。もっともこれは、当選者が少ないからだが。 競馬界も数は少ないが、政界よ…
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自民党・山崎拓幹事長(当時)の女性問題は愛人スキャンダル報道の金字塔
「落語は人間の業の肯定である」と喝破したのは立川談志である。 永田町には業の深い人間が多く生息しているが、自民党の吉川赳(たける)衆院議員(40)もそのひとりである。おさげ髪の18歳の女子大生…
