ジャニーズ事務所のジュリー社長が日経新聞に広告…ナベプロ帝国の衰退を思い出した

公開日: 更新日:

 本論に入る前に、一言いわせてもらいたい。即刻、中国からの入国者を全面的に禁止すべきだ。中国ヘイトではない。コロナの感染者が多過ぎて発表できない国の人間は入れてはいけないということ、自明の理。中国人のカネ欲しさに観光客を受け入れる。この国は、それほど卑しい国になってしまったのか。岸田首相よ、恥を知れ。

 さて、毎度お馴染みのジャニーズ事務所のお話。元日の日経に藤島ジュリー社長がメッセージ広告を出したことが話題である。何をいいたいのか分からない不思議な文章だが、彼女が今の窮状に焦り、危機感を持っているということは行間から伝わってくる。

「私たちの仲間(所属しているタレントたちのことだろう)が、どう生きることが幸せか」を問い続ける。「(タレントたちと)同じ目線で語り、夢を分かち合う」ことが大事だという。

 お説ごもっともだが、それには、これまで所属するアイドルたちの幸せを優先せず、同じ目線で語り合うこともなく、美少年好きのジャニー喜多川社長(故人)のためだけに、この事務所が存在していたということの「罪」を、ジュリー社長が自らに問わなければいけないのではないか。そうしなければ“新たな風景”を見ることができるはずはない。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    「汽車を待つ君の横で時計を気にした駅」は一体どこなのか?

  2. 2

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  3. 3

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  4. 4

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  5. 5

    国分太一は人権救済求め「窮状」を訴えるが…5億円自宅に土地、推定年収2億円超の“勝ち組セレブ”ぶりも明らかに

  1. 6

    “裸の王様”と化した三谷幸喜…フジテレビが社運を懸けたドラマが大コケ危機

  2. 7

    森下千里氏が「環境大臣政務官」に“スピード出世”! 今井絵理子氏、生稲晃子氏ら先輩タレント議員を脅かす議員内序列と評判

  3. 8

    大食いタレント高橋ちなりさん死去…元フードファイターが明かした壮絶な摂食障害告白ブログが話題

  4. 9

    菅田将暉「もしがく」不発の元凶はフジテレビの“保守路線”…豪華キャスト&主題歌も昭和感ゼロで逆効果

  5. 10

    人権救済を申し立てた国分太一を横目に…元TOKIOリーダー城島茂が始めていた“通販ビジネス”

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渋野日向子に「ジャンボ尾崎に弟子入り」のススメ…国内3試合目は50人中ブービー終戦

  2. 2

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  3. 3

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  4. 4

    国分太一は人権救済求め「窮状」を訴えるが…5億円自宅に土地、推定年収2億円超の“勝ち組セレブ”ぶりも明らかに

  5. 5

    人権救済を申し立てた国分太一を横目に…元TOKIOリーダー城島茂が始めていた“通販ビジネス”

  1. 6

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  2. 7

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  3. 8

    ソフトバンクに「スタメン定着後すぐアラサー」の悪循環…来季も“全員揃わない年”にならないか

  4. 9

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  5. 10

    小泉“セクシー”防衛相からやっぱり「進次郎構文」が! 殺人兵器輸出が「平和国家の理念と整合」の意味不明