Dr.中川 がんサバイバーの知恵
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秋野暢子さんは診断まで半年超 喉の受診は耳鼻科と消化器科をセットで
ステージ3の食道がんを治療中の女優・秋野暢子さん(65)がブログを更新。がん診断までのいきさつを明らかにしています。その内容は、読者の参考になるかもしれませんので、ご紹介しましょう。 秋野さ…
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大腸がんで亡くなった島田陽子さんは積極的な治療を拒否 せめて原発部位の切除だけでも…
女優の島田陽子さんの訃報を聞いて、皆さんはどう思われたでしょうか。まだ69歳の若さで、大腸がんによる多臓器不全だったといいます。報道によると、3年前に大腸がんを発症。入退院を繰り返していたものの、が…
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がんになると必ずがんで亡くなるわけではない 心臓のチェックを定期的に
がんになると、がんで亡くなる。一般の方は、そう思っているかもしれませんが、必ずしもそうではありません。心不全や脳卒中などの心血管病に注意することが必要なのです。 米ジョンズ・ホプキンス大の研…
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古村比呂さんは親子の絆が深まった がん告知で子供に伝えたい「3つのC」
女優の古村比呂さんが「徹子の部屋」に出演され、子宮頚がんを患ってからの家族関係について語り、話題を呼んでいます。古村さんは56歳で、がんが見つかったのは10年前。当時、3人の息子は20歳、19歳、1…
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秋野暢子さんが告白した食道がんで厄介なのは「咽頭との重複」
女優の秋野暢子さん(65)が、がんの治療で活動を休止するとの報道がありました。事務所の発表や本人のブログなどによると、頚部食道がんの重複がんで、今週中に治療方針を決めるとのこと。「ポジティブで暢気な…
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葛城ユキさんはステージ4 腹膜がんは取り切れなくても減量手術を
パワフルな歌声が印象的な歌手の葛城ユキさん(本名・田中小夜子)の訃報が伝えられました。享年73。死因は、腹膜がんです。 腹膜は、胃や肝臓など腹部にある臓器の全体ないし一部を覆っている半透明の…
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子宮頸がんの放射線治療は手術の先か後か 広島で後遺症を巡る裁判が
放射線治療を巡るトラブルが報じられました。広島の女性(70)が、呉医療センター・中国がんセンターで子宮頚がんを切除。術後に放射線治療を受けたところ、正常部位の小腸にも照射されたため、放射線性腸炎を起…
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青森県平川市が初の助成へ 男性もHPVワクチンを積極的に接種する意味
HPVとは、ヒトパピローマウイルスのアルファベット表記で、そのHPVワクチンをめぐって見逃せないニュースが報じられました。青森県平川市が全国で初めて男性のワクチン接種費用も、助成対象にする準備を進め…
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直腸がんで手術6回の坂本龍一さんを深掘り「一がん息災」の重要性
YMO以来のファンとして衝撃を受けました。教授の愛称で知られるミュージシャンの坂本龍一さん(70)が、ステージ4の直腸がんであることを公表したことです。それが見つかった経緯もショッキングで、国内外で…
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NPO製作動画が話題「がんとセックス」妻への配慮とEDの解決策
がんというと、高齢者の病気と思うかもしれませんが、違います。がん患者の3割は、64歳以下の現役世代です。そこに着目すると、治療と仕事の両立だけでなく、妻や彼女との生活の両立も重要なテーマになります。…
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改めて知っておきたい甲状腺がんの問題 TBS「報道特集」が炎上
TBS系「報道特集」が炎上しています。番組では、福島の原発事故による放射線の影響と甲状腺がんの関係を取り上げ、原発事故に由来する子供の甲状腺がんが増えているとする論調ですが、明らかな間違いです。炎上…
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「粒子線」の保険適用拡大 X線を上回る効果も見逃せない短所
臓器や器官にできる固形がんを根治できる治療は、手術と放射線です。肺がんや食道がん、頭頚部がん、前立腺がん、子宮頚がんでは、放射線の治療成績が手術と同等。切らずに治す放射線の中で、粒子線の保険適用が4…
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小倉智昭さんは「運が良かった」と告白 がんの転移があっても原発を治療できるケース
読者の皆さんは、どう思われたでしょうか。膀胱がんを公表している、キャスター・小倉智昭さん(74)のことです。昨年夏に肺への転移が見つかり、抗がん剤などの治療で活動を休止していましたが、このほどラジオ…
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オランダ代表監督が告白 前立腺がんは放射線&ホルモン療法で仕事と治療の両立を
サッカーW杯カタール大会が開かれる年に、驚きのニュースが報じられました。毎回、優勝候補に挙げられるオランダを率いるファン・ハール監督が、テレビ番組で前立腺がんであることを告白したのです。 A…
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バイアグラも効かないがんの手術後ED 前立腺、直腸、膀胱などで影響大
男性にとって、EDは切実な問題でしょう。ストレスや不安、緊張など精神的な影響による機能性EDと、勃起に関係する血管や神経などの異常が原因の器質性EDがあります。実は、がんの治療によって、EDになるこ…
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BRCA遺伝子の変異でリスクが高まる7つのがん 日本人10万人調査で判明
乳がんなどの発症リスクを高めるといわれる遺伝子変異があると、胃や食道、胆道などのがんの発症リスクも高まることが明らかになりました。理化学研究所や国立がん研究センターなどのチームが日本人約10万人分の…
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藤子不二雄Aさんは術後7カ月で…大腸がんと腸閉塞の予防の盲点
中高年なら、藤子不二雄さんの作品は人生のどこかで通る道でしょう。私も、「笑ゥせぇるすまん」をはじめファンでしたから、藤子不二雄(A)さん(享年88)が亡くなったことは残念です。 訃報にふれ、…
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演歌歌手・三沢あけみさんは2つのがんを克服 検診と「一がん息災」
理想は無病息災でしょうが、一病息災も悪くありません。それが、がんであってもです。 歌手の三沢あけみさん(76)がテレビ番組で自らのがん経験を語り、話題を呼んでいます。10年前に乳がん、3年前…
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がんの最期 自宅で穏やかに迎えるためのプランを考えておきたい
男性は3人に2人、女性は2人に1人ががんになります。世界有数のがん大国ですから、がんで迎える最期について考えておくことは大切です。その点で、国立がん研究センターの調査を見ると、心もとない現実が浮かび…
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仁科亜季子さんはツルツルに…抗がん剤の脱毛は頭より眉の方がつらい
抗がん剤治療の副作用で脱毛があることは、ご存じでしょう。 女優の仁科亜季子さん(68)は、子宮頚がんや胃がんなど4つのがんを克服。自身のSNSで脱毛についてこう語っています。 「(2人…