河合優実は時代を引っ張る力があるカリスマ系CMクイーン
河合優実(JR東日本ほか)
歴代の「CMの女王」と呼ばれた人たちには、2種類の流れがあると考えている。ひとつは大衆から全方向的に愛され多くの企業のCMに起用されたクイーンで、上戸彩・武井咲・広瀬すず・川口春奈・今田美桜らがこの系譜を引き継いできた。
もうひとつのタイプは、存在感にカリスマ性を秘め、作品性が高いCMで時代にインパクトを与えたクイーンで、小泉今日子(1990年代以降)・宮沢りえ・後藤久美子・観月ありさらが挙げられる。前者に似合うBGMがJ-POPだとすれば、後者はジャズや電子音楽がハマる。
JR東日本「Suica」、サントリー「生ビール」、さとふるなどのCMに出演中の河合優実も、カリスマ性がある演技派女優だ。多くの映画や「不適切にもほどがある!」(TBS系)、今田美桜の妹を演じたNHK朝ドラ「あんぱん」などドラマの印象が強いが、CMでの活躍も光る。
出演CMベスト3を選ぶなら、①あどけなさを残す表情が印象的な木下不動産「プレール・ドゥーク」(2021年)②綾瀬はるかと共演したユニクロ“メリノの日”(2024年)③中森明菜「スローモーション」がCM曲に使われたファンデリー“旬すぐ いってらっしゃい”編(2023年)④松重豊と共演したマクドナルド「マックデリバリー」(2022年)⑤味の素「クノールカップスープ」“ポタージュだから、みたされる。”編(2024年)、とベスト3を挙げるつもりがいつのまにかベスト5になってしまうくらいに、隠れた名作が豊富だ。


















