月9神話は織田裕二に始まり織田裕二で終わり?
相手は矢田亜希子(同25)。矢田ちゃんが演じた元ヤンの“ユキ”もまた、リカとは違った形でカンチじゃなかった“ケンジ”を振り回したりして。スキー場やらエスニックレストランやら、トレンディーっぽい空気もありーの。
しかも、織田裕二はクリスマスの定番、ワム!の「ラスト・クリスマス」までオープニングでカバー。当時のフジテレビの“月9はこうありたい!”という必死さは涙ぐましいものがあった。そしてそれが空回りせず、数字に結びついたわけだ。たとえそれが“懐かしさ需要”が加味されていたとしても、数字を見れば、さすが月9! さすが織田裕二! とお台場の中心で叫びたくもなる。
この「ラストクリスマス」以降、月9で20%超えを果たしたのはやっぱりキムタクで、05年4月期の「エンジン」。その次が香取慎吾で、06年1月期の「西遊記」。結局、月9のSMAP頼りは変わらなかった。
世の中のデジタル化が進む中、地上波テレビの見られ方も変わっていく時期で、既に20%という数字の意味は変わってきていたから、そう単純には言えないけれど。だけどこの数年後、恋愛ドラマは明らかに衰退していくことになる。
月9の推移を俯瞰すると、「月9神話は織田裕二に始まり、織田裕二で終わった」なんて見方だってできなくもない。なんて言うと怒られちゃうかな?
(テレビコラムニスト・亀井徳明)



















