機能低下につながることも 避けるべき「肝臓に良い」食べ物

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 実際、肝炎、肝がん治療の第一人者である関西労災病院院長で、大阪大学名誉教授でもある林紀夫院長も「月刊文芸春秋2月号」で「肝臓に良いと信じられているレバー、シジミは肝臓の弱い人は取らない方がいい」「ウコンに至っては、これが原因で薬物性肝障害を引き起こしたという報告さえあるほど」と述べている。

「レバーやシジミには大量の鉄分が含まれています。これが問題です。鉄分は酸素を運んだり、エネルギーをつくるのに必要な重要なミネラルですが、過剰になると、肝臓の細胞が破壊されやすくなるのです。鉄分の過剰蓄積の有害性については以前から議論されてきましたが、現在は過剰な蓄積は有害と決着しています」(吉田院長)

■鉄分が多いデメリットがメリットを上回る…

 そのキッカケとなったのはC型肝炎やB型肝炎の研究。これらの病気でダメージを受けた肝臓の細胞を採取したところ、多くの鉄分が見つかった。

「過剰な鉄分は細胞内の余分な酸素と結びつき、OH-ハイドロキシルラジカルという猛烈な毒性を持つ物質に変わります。この物質は細胞膜やタンパク質、DNAを傷つけるだけでなく、細胞のアポトーシス(自壊作用)に関与していると考えられています」(吉田院長)

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