早朝ジョグや入浴後は注意 「寒冷じんましん」正しい対処

公開日: 更新日:

 これから春先にかけて見られる皮膚病の一つが「寒冷じんましん」だ。女優の剛力彩芽もテレビ番組で「お風呂上がりに、体全体がかゆくなって赤くなるんです」と、自身の寒冷じんましんを告白したことでちょっとした話題になった。思い当たる人も多いはずだ。どんな人がなりやすいのか? どんな対処法があるのか? 「めぐろ皮膚科クリニック」(東京・目黒)の深野祐子院長に聞いた。

「じんましんの原因は多岐にわたり、中には原因不明のものも少なくありません。要因がはっきりしているものでも精神的緊張、感染、発汗、食べ物などさまざまなものが原因となります。寒冷じんましんはその名前の通り、冷たい水や風などに触れた刺激により起きます。その刺激により、皮膚の真皮と呼ばれる部分の血管周囲にある肥満脂肪からヒスタミンが放出され、ひどいかゆみや赤く腫れた発疹をきたします」

 寒冷じんましんが特に出やすいのは冬場で、外出していて急に気温が低くなった時、お風呂上がりや運動後、急激に体が冷えた時など。冷たい飲み物を入れたコップを手に持ったり、飲んだりするのも原因で、夏場でもプールや海水浴の後やクーラーで体が冷えた時に発症することもある。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  3. 3

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  4. 4

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  5. 5

    やす子の毒舌芸またもや炎上のナゼ…「だからデビューできない」執拗な“イジり”に猪狩蒼弥のファン激怒

  1. 6

    羽鳥慎一アナが「好きな男性アナランキング2025」首位陥落で3位に…1強時代からピークアウトの業界評

  2. 7

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 8

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  4. 9

    渡部建「多目的トイレ不倫」謝罪会見から5年でも続く「許してもらえないキャラ」…脱皮のタイミングは佐々木希が握る

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」