嫌なことがあったら「紅茶」を…研究でリラックス効果を証明
ちなみに、参加者本人がどちらのグループに属しているか、さらには研究者たちも、誰がどちらを飲んでいるかわからない状態で実験を進めました。これは、「本物を飲んでいるからリラックスできるはず」という思い込みをなくし、純粋なお茶の効き目だけを測るためです。
6週間後、参加者全員に意図的に強いストレスがかかる難しい課題を複数こなしてもらい、ストレスを感じている最中と、終わった後の回復期間(50分間)に、体や心がどう変化するかを測定しました。
その結果、両グループともに、ストレスを受けているときは同じように血圧が上がり、心拍数が増え、強いストレスを感じていることが確認されました。
ところが、ストレスがかかる作業が終わり、イスに座ってゆっくり休む回復の時間になると、明確な違いが現れました。ストレスホルモンであるコルチゾールは、「偽物のお茶」グループでは27%しか下がらなかったのに対し、「本物の紅茶」グループでは47%も下がっていたのです。下がり幅にして、約1.7倍という差異が生じたのです。


















