「緑茶」を1日7杯飲んで肝臓がんを予防する…日本人男女約4.2万人を追跡調査
肝臓がんは日本において死因の上位に入る非常に身近で怖い病気で、飲酒などが原因として広く知られています。そんな肝臓がんに対し、最新の研究で私たちの日常に欠かせない「緑茶」に驚くべき予防効果があることが明らかになりました。
大阪大学などの研究チームは40歳から79歳の日本人男女約4万2000人を対象に、平均18年間にわたる大規模な追跡調査(JACC Study)を実施しました。その結果、緑茶を「1日7杯以上」飲む人は、1日1杯未満の人に比べ、肝臓がんの発症リスクが約40%も低いことが判明したのです。2杯から6杯程度でもリスクが下がる傾向は見られましたが、7杯以上飲むことでその差は統計的に非常にハッキリとしたものになりました。
なぜ、緑茶が肝臓を守ってくれるのでしょうか? その鍵は豊富に含まれるポリフェノールの一種「茶カテキン」にあります。特に「EGCG(エピガロカテキンガレート)」という成分には、強力な抗酸化作用や抗炎症作用があり、がん細胞が増えるのを抑えたり、細胞の自然死(アポトーシス)を促したりする働きがあると考えられています。また、緑茶に含まれるマンガンなどのミネラルも、肝細胞のダメージを防ぐ助けとなっている可能性があります。


















