著者のコラム一覧
堀田秀吾明治大学教授、言語学者

1968年生まれ。言語学や法学に加え、社会心理学、脳科学の分野にも明るく、多角的な研究を展開。著書に「図解ストレス解消大全」(SBクリエイティブ)など。

嫌なことがあったら「紅茶」を…研究でリラックス効果を証明

公開日: 更新日:

「お茶を飲むとホッとする」というのは、昔から世界中で言われていることです。しかし、それが「本当にお茶の成分のおかげ」なのか、それとも「お茶を飲んだという気分のせい(思い込み)」なのかという点については、あまり定かではありません。

 そこで、ユニバーシティー・カレッジ・ロンドンのステップトーらは、普段からお茶をよく飲む、健康でたばこを吸わない男性75人に集まってもらい、その実態について実験(2007年)を行いました。

 まず最初の4週間は、普段飲んでいるお茶やコーヒー、その他のカフェイン入りの飲み物すべてを飲まないようにし、その代わり、本物の紅茶と見た目も味も香りもそっくりに作られた「偽物のお茶」を毎日4杯飲んで過ごしました。

 その後、参加者を2つのグループに分けました。ひとつは、本物の紅茶(ブラックティー)の成分が入った飲み物を飲む37人。もうひとつは、味や香りは紅茶とそっくりで、カフェイン量も同じだが、紅茶の有効成分だけを抜いた「偽物のお茶」を飲む38人。両グループには、6週間、毎日4杯のお茶を飲んでもらったそうです。

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